供給不足で国も支援!参入相次ぐ社会貢献事業 『障害者グループホーム』の開業方法
社会から求められる福祉事業「障害者グループホーム」
障害者総数は年々増加し、1000万人を超える予想
内閣府の調査によると、日本国内における障害者人口は年々増加しています。2006年から12年間で障害者数は655.9万人から936.6万人と、約300万人近く増加していることが分かっており、2018年では人口の約7.4%となっています。今後も障害者数は増加し続け、1000万人を超えると予想されています。
障害者グループホームとは?
比較的症状が軽い障害者が一般住宅で少人数の共同生活を営む住居のことです。地域のアパートやマンション、戸建住宅などを生活の拠点とし、世話人からサポートを受けながら生活します。世話人は生活相談や入浴、排泄、食事の介護、その他の日常生活の援助を行ないます。入居者の日常生活は指導・訓練的なものは最小限で、管理することが目的ではありません。つまり、障害者グループホームは、アットホームな環境で障害者がイキイキと暮らせる場所です。
障害者グループホームの利用で生活の質の向上に期待
施設への通所や、自宅で家族の支えを受けながら生活をしている障害者や家族は、本人・家族の高齢化や負担の増加などにより、今後の生活に不安を抱えている方々が多くいます。そこで、グループホームでの共同生活によって、孤独の防止や生活の不安を軽減することができ、それぞれの生活の質の向上が期待されています。
障害者の入所施設や病院は住宅地から離れていることが多いため、ある種社会から隔離された生活になってしまいます。しかし障害者グループホームは、地域の住宅を活用するため、住み慣れた土地から離れずに暮らすことができます。グループホームを利用することで、自分に合った暮らしができる場として、需要が高まっており、注目されている社会貢献事業です。
社会貢献だけでなく、収益性もある障害者グループホーム
障害者グループホーム事業のメリット
国内の障害者数は増えているのに、施設数が足りないのが現状です。特に、2018年に障害者総合支援法が改正され、不足が懸念される今までの施設に頼るのではなく、地域でケアする方向性がより強固になりました。今まで、精神障害者などが入院し生活していた精神病院のベット数も削減され、退院が促進されています。そのため、障害者グループホーム入所の希望者は多く、各都道府県で待機者も出ている状態です。開所すれば利用者が集まりやすいでしょう。
障害者グループホームの利用者1人あたり、月約13〜20万円程度の給付金が支払われます。(地域によって給付金額は異なります。各地域の点数を参照ください)さらに、利用者からの家賃収入(月3〜7万円程度)もあるので、給付金に家賃を加えた収入になり、収益性が高い事業です。
障害者グループホームは障害者の利用があるかぎり、毎月一定の給付金を得られるビジネスモデルです。利用者が増えるたびに給付金も増加するストック型で安定しやすいのが特徴。利用者には、行政からの家賃補助があるため、サービスが充実していれば退所される方は少なく、障害者の生活拠点となるので、景気にも左右されにくいビジネスです。
未経験では難しい障害者グループホームを開所する方法
障害者グループホームの開業は、未経験ではハードルが高い…
安定性が魅力の社会福祉事業ではありますが、開所にあたっては行政への申請書類や、施設の選定、専門スタッフの採用など、専門知識が必要となります。さらに開所後にも、様々な利用者への各対応や、スタッフの教育、施設の運営、行政指導が入る場合もあります。未経験では、全て対応しながら、運営していくのは難しいでしょう。
申請書類、物件調達、基準にあった改装など専門知識が必要な場面で、本部が適時サポートしてくれます。行政に提出する書類は、未経験では作成するのが難しいため、本部が書類作成もサポートしてくれ、行政との面談に同行してくれる本部もあります。また、グループホームに利用する物件には行政の基準があるので、基準を満たす物件調達や工事もサポートしてもらえます。このような本部のサポートで、知識がなくても障害者グループホームが開所できます。
障害者福祉の基礎からグループホームの運営で必要な知識を研修で学ぶことができるので、未経験でも開所することができます。特に、利用者の障害の種類や程度は人それぞれ。未経験では日々の対応が難しいこともあるでしょう。また、給付金を受け取るための申請も、未経験では難しい点もあります。分からない点や困ったことがあれば本部に相談できるから安心です。
グループホームには、利用者を支援する支援員や世話人が必要です。それぞれの障害を理解し、サービスを提供できるスタッフを育てる必要があります。その人材採用や教育を支援してくれる本部もあります。
障害者グループホームを開所できるフランチャイズを紹介
ペットと共に過ごし生活の質が向上障害者グループホーム わおんのレベニューシェア
デイサービスを全国規模に広げ、その後、ペットの訪問介護を破竹の勢いで展開している藤田英明が新しく立ち上げたペット共生型福祉施設わおん。介護とペットのノウハウを融合した施設をオーナー様の希望に沿う形で自由に運営できるのが特長です。今、社会的にも求められ、注目されているビジネスです。
最短8ヶ月で収益化!FC400拠点超本部のグループホームはぐくみ住まいのフランチャイズ
「はぐくみ住まい」は、軽度障害者が少人数で共同生活するグループホーム。利用者数が増加している事業です。本部は、就労継続支援「はぐくみ弁当Plus(全国120拠点超)」や、就労支援事業サポートなども行なう株式会社GLUG。いまなら先着100棟限定営業サポートで早期黒字化も狙えます。
障害者グループホームを利用者する方のメリット
不安を軽減し生活の質向上に繋がる
グループホームの整備によって、孤立の防止や、生活への不安を軽減できます。また、共同生活 による身体・精神状態の安定や、社会性の改善が期待され、社会復帰も期待できます。
国や市からの家賃補助あり
国からグループホームの利用者1人当たり最大1万円(月額)の家賃補助があります。また地域によっては市からの補助がある場合も。利用者負担が少ないので利用しやすいのが特徴です。
住み馴れた土地で暮らせる
「利用者は原則として、グループホームの所在地の市町村に3ヶ月以上在住している」という条件もあるため、住み馴れた土地から遠く離れず、 同じような環境で暮らせるため、戸惑いがなく落ち着いて生活ができます。
国からも期待される社会貢献ビジネスを検討しよう
ますます増加する障害者の生活の質を高める施設として、地域社会や国からも期待されている「障害者グループホーム」。社会貢献をやりがいに経営できるだけでなく、安定経営しやすい事もあり、独立や新規事業開業を検討する方からも注目を集めています。ウェブリポでは、「障害者グループホーム」のほかにも社会貢献につながるビジネスの紹介も行なっています。ぜひ、比較検討してみてください。
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