近年のインバウンド(訪日外国人観光客)市場
コロナ下で下火が続いているインバウンド市場。しかし、日本政府は、当初の目標だった2030年に「訪日観光者数6000万人」は修正せず、コロナ収束後インバウンドは戻ってくると予想されています。
「もの」から「こと」へ。インバウンド需要をビジネスチャンスに
インバウンド消費は、2014年の「爆買い」ブームが落ち着き、現在は「体験型」に移行。より深く日本の文化を「体験」し、楽しむ事に価値が高まっています。百貨店や家電などの上昇率は緩やかになった反面、観光地での飲食や着物レンタルなどが上昇傾向。飲食業界では「和食や日本酒など日本ならでは文化である居酒屋や寿司屋」「世界的にも大人気のラーメン店」「粉もの文化の象徴であるお好み焼き店」などが人気です。また、インバウンドを受け入れるインフラ整備も引き続き注目。ホテルやコンビニ(ATM利用も含め)も需要が伸び続けるでしょう。
しかし、インバウンド需要を最大に生かすには立地が大切。フランチャイズを利用すると、事前に相談しておけば、個人ではなかなか見つけられないような物件を本部が紹介してくれる可能性もあるでしょう。
観光大国になりつつある我が国。今後、独立・開業、事業多角化を検討する際、インバウンドを取り入れる事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ここでは、インバウンド需要が見込めるビジネスをピックアップ!