本日、オープン日なのですね。おめでとうございます！さっそくお客さんも入っているようですね。電話も3回くらい鳴っているのが聞こえましたが・・

こちらにホワイトボードが見えるかと思うのですが、実はこれレンタカーの予約を取られているお客様のメモなのです！7件注文が入ったのですが、2件はもうレンタル開始しているので、ホワイトボードから文字を消しています。

今インタビューしているのはお昼すぎですが、半日で7件なのですね・・開業当日にも関わらずこうして集客があるのには何か秘訣があるのですか？

やはり折込チラシを9万2千部ほど対象エリアにまいたことでしょうか。あとはインターネットでの告知。これも本部であるガッツ・ジャパンさんが販促活動のコツを教えてくれたおかげで集客にも効果があったのだなと感じます！

そのガッツ・ジャパンさんですが・・なんと！本日本部のスタッフ様や役員の方に加え、創業者であり代表の中村忠司氏もお見えになっているということで。オーナー夫妻と代表との3ショットをいただきたいと思います！本部の社長自らがオープン日に駆け付けるって素敵なことですね。

ガッツレンタカーには法人様として加盟されたということですが、店舗玄関にある看板に「EARTH CAR（アースカー）」というカーシェアリングのフランチャイズのロゴがありましたね。もしかして複数事業を営まれているのですか？

はい、「EARTH CAR（アースカー）」を開業して1年強になります。不動産事業や駐車場事業にも携わっていたことから、車に特化したビジネスというのは相性がいいのではと。

では、経営に携わるお仕事は元々されているのですね。車に特化したビジネスの中でも本命ビジネスを絞っていくと思うのですが・・新規事業を立ち上げられる際のこだわりとかはあったのですか？

やはり、地域密着型であることでしょうか。加えて、奈良県近辺で未だかつてなかったようなレアビジネスであること。そういった意味でもガッツレンタカーは、競合のレンタカーサービスとは違って面白いと感じました。「この地域で爪痕を残したい」という気持ちがとにかくあったので独自性あるビジネスがよかったのです。

ちなみに法人化されたのはいつのお話ですか？

2014年ですね。父の会社でも現在役員を務めていますが、自身でも社長業を行っています。

経営の先輩であるお父様には、フランチャイズで加盟をすることに関して相談されたりはしたのですか？

はい。父に相談しつつ新規事業の立ち上げやフランチャイズの加盟検討も進めました。父も「ガッツレンタカーの事業性は面白い」と言ってくれていたりもしましたね。

社長になられたのは2014年のお話だったと思うのですが、フランチャイズという手段を選ばれたのは何故ですか？フランチャイズを活用しない方法もあったのでは？

フランチャイズを活用しようと思った理由としては、やはり未経験でも異業種に参入できて、スピーディーにビジネスを開業することができることが魅力と感じたからですね。

車に特化した事業を新たにサイドビジネスにする上でも、新しいビジネスを取り入れることを視野に入れるとやはりフランチャイズが効率的であるということですね。フランチャイズに関する情報収集はどのように進められていたのですか？

フランチャイズWEBリポートさんのようなインターネットの募集情報サイトもチェックしていましたし、雑誌も見てましたね。リアルのイベントで言うと、日本経済新聞社さんのフランチャイズ・ショーとか。あとはフランチャイズセミナーなんかも受講していました。
フランチャイズのイベントではないですが、ギフトショーにも足を運んだりとか・・

幅広い手段で加盟検討のための情報収集をされていたのですね。その中で加盟候補になるようなフランチャイズビジネスを探されたと思うのですが、やはり車関連のフランチャイズをご覧になっていたのですか？

はい、レンタカーフランチャイズをいくつか検討しました。しかしながら、個人的に「これがいい！」と思えるフランチャイズがなくて・・いろんな激安レンタカーフランチャイズさんのお話も聞いたのですけどね。実は一時レンタカー事業は諦めようかと思ったことがあったのです。

一度は断念されたレンタカー事業とのことでしたが、こうしてガッツレンタカーを開業されているということはそれだけビジネスに魅力があったことかと推察します。他社のレンタカーサービスとガッツレンタカーの違いってどこなのでしょうか？

レンタカーサービスと言えば、時間貸しをする、観光客の方に車をお貸しする―従来もこんなサービスを提供していたわけですが、私はよくあるレンタカーサービスに興味はなかったのです。

ガッツレンタカーが他社と違って面白いと感じた点は、長期レンタルに対応し尚且つ低価格であるということ。となると、法人様の出張需要にも応えやすくなるし「これは個人以外の方の客層も狙えるぞ！」と思った次第でした。

法人需要に応えることもできるレンタカーサービスとのことですが、この橿原市は、橿原神宮など観光地という印象が強いイメージがあります。周りに企業様とかってそんなにあるものでしょうか？

確かにこのあたりに企業様は少ないですね・・ただ同じ橿原市でもひと駅離れた大和八木というエリアだったりとか事業所が多いエリアも任されているのでそこから企業様の受注を取れたらなと。

エリアというのはどのように区分けされているのですか？

市町村ですね。私は奈良県にある橿原市、大和郡山市など16ほどのエリアを任されています。
お店の場所は、国道沿いで駅からのアクセスがいい場所にこだわりました。このあたりは、マクドナルドやガストなど目印になるようなチェーン店もたくさんあるので、電車で来られたお客様も来店しやすいのではないかと思います。

なるほど、立地にもこだわられたと。店舗開業までに本部様からどのような支援体制がありましたか？

先に述べた販促戦略もそうですが、10日間ほどの開業前研修でいろいろ教えていただきました。洗車の仕方からお客様対応、事務処理など。私の妻が接客・事務担当になるのですが、彼女も専用システムの使い方など教えていただいたみたいです。専用システムというのが便利で売上からお客様の予約受付まで何でもできるんですよね。

インタビュー中すみません。ちょっとお客様が来られたので応対をしなくては・・

お待たせしました、今妻とともにお客様の接客を終えたところです。

受付におられた奥様がお客様をお迎えになって、オーナー様がお客様の車にカーナビを設置。それからレンタルをする際の注意点や車のステータスなどを奥様がお客様に説明差し上げている―このような流れでしたね。

はい、こうした接客に関しては今後も妻に任せていきたいと私は思っているのです。女性の方がお客様も安心して話しかけていただきやすいのでは？というのもありますけど、妻自身接客歴10年というのもあって心強い存在なのです。
サンマルクでスタッフをやっていたようなのですけどもね。

横で拝見していて、レンタカー業は接客スキルが問われそうなお仕事だと感じました。電話が鳴ったらすぐに出るようにするなどスピーディーな対応も必要になりそうです。

ご夫婦で開業されず、お一人で開業される方の場合、接客に適性がある方を雇用しなくてはならないのかもしれませんが、「接客が得意な奥様」という貴重な人材を活用しての新規事業、ともとれますね。

はい、ただね。クレームをおっしゃるお客様というのも中にはおられると思います。こうした時には、さすがに私が出ないといけないと感じます。適材適所でやっていきたいな、と。

今後従業員さんを雇ったりもされるのですか？

はい。複数店経営も目指していますし将来的には。従業員さんになっていただくなら明るく元気な方がいいですね。アルバイトなら学生さんでもOKと考えています。

最後に。これからガッツレンタカーでの開業を検討なさる方に一言お願いします。

ガッツレンタカーは面白みがあって、今後のニーズにもマッチするビジネスだと思います。これからは車の「所有」から「レンタル」だったり「カーシェアリング」に流れてくるでしょうから。

本部の方が手厚く支援してくださるので、車業界未経験の方でもやる気があれば開業できると思いますよ！それになんだかガッツレンタカーって「独立しよう！」という気にさせてくれるものが何かあるんですよね・・。本部の方たちの人間性が私は好きです。勢いあって私と同年代の方が多く、余計にコミュニケーションとりやすいというのもあるのかもしれませんが。

収益性や将来性もビジネス選びには重要なポイントですが、フランチャイズなら確かに「本部の方とおつきあいがうまくいきそうか」というのも大切なことですね。お話ありがとうございました。