【2024年最新】おすすめ塾フランチャイズをランキング形式で紹介!

フランチャイズWEBリポート編集部 |2024年07月05日 公開 (2024年10月23日 最終更新)
学習塾フランチャイズ人気ランキング!成功のコツや選び方もご紹介

少子高齢化が進むなか、子供1名あたりの教育費が増加し、教育市場は堅調を維持しています。そんななか、学習塾を開業したいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、学習塾のフランチャイズを人気ランキング形式でご紹介していきます!あわせて、フランチャイズの選び方や塾経営を成功に導くポイントも紹介していますので、ぜひ独立開業や事業多角化の参考にしてみてください。

塾の人気フランチャイズ【TOP10】

順位 ブランド名 FC開始年 自己資金目安
1位 くもんの先生(KUMON) 1962年8月 11万円以上
2位 個別指導WAM 2016年11月28日 400万円以上
3位 ITTO個別指導学院 1996年8月 400万円以上
4位 松陰塾 2009年4月 300万円以上
5位 Assist 2009年4月 100万円以上
6位 個太郎塾 2005年 300万円以上
7位 個別指導Axis 2009年10月 300万円以上
8位 京進スクール・ワン 2004年 344万円以上
9位 ECCの個別指導塾 ベストワン - 900万円以上
10位 難関私大専門塾マナビズム 2019年10月 400万円以上

【第1位】くもんの先生(KUMON)

「くもんの先生」は、全世界に2万教室を展開するKUMONの先生兼オーナーとして活躍できるFCです。引き継いで始められる既存教室も豊富に存在し、週2日の教室と準備時間以外は自由に時間を使いながら運営が可能です。8〜9月に説明会参加者には本部からAmazonギフト券のプレゼントも。

【第2位】個別指導WAM

全国346校舎(開校準備中63校舎)を展開する個別指導WAM。体験生徒に繋がる問合せが30名超えまで本部が集客を支援するサポートをはじめ、斬新な支援体制によって、開校初月から黒字化を目指せるフランチャイズパッケージです。

【第3位】ITTO個別指導学院

ITTO個別指導学院は、教育業界でも全国1100教室以上展開の業界第2位の学習塾。「7つの習慣J®」や「NOVAバイリンガルKIDS」など新学習指導要領改訂を控える業界の変革期において、様々な差別化のパッケージが強みです。

【第4位】松陰塾

吉田松陰の教えを継承する学習塾。月々のロイヤリティ不要!省スペース化によりテナント費用も抑えられます。システム教材にて、自動採点、記録、分析が即座に行なわれ、成績向上と人件費削減を両立しているのも特徴。開業後も続く充実の研修制度により、生徒募集も含め、未経験でも運営できます。

【第5位】Assist

Assistは、比較的低投資ではじめられる学習塾経営の支援システムが整っています。厳密にはフランチャイズでなく、ビジネスパートナーとしての契約内容に近いので自由度が高い塾経営をしたい方におすすめのビジネスですね。

【第6位】個太郎塾

個太郎塾は、授業とカウンセリングを組み合わせた「担当チューター制」が特徴の個別指導塾。教室長経験のある本部社員が加盟店をサポートするため、教育未経験でも開業可。オーナーの約8割が未経験、約7割が個人での加盟です。一部エリアでは黒字の直営教室を引き継ぎ独立できるプランもあります。

【第7位】個別指導Axis

補習層~成績上位層まで幅広く対応する個別指導塾。他塾に先駆けて、プログラミングや、オンライン個別指導、小学生英語など、現在の学習ニーズに沿ったカリキュラムを構築しています。そんなアクシスはオーナー様への支援体制が最大の強み。初期ロイヤリティ0円プランなど、サポート制度が多く存在。

【第8位】京進スクール・ワン

京進は京都発祥で、京都・滋賀を中心に教室数を着実に伸ばしこのエリアで驚異的な力をほこる学習塾チェーンです。1教室1教室を大切に伸ばす姿勢が見受けられますが、近年ではこの成功ノウハウを関西にとどまらず全国の塾経営希望者に向けて提供しようとしています。

【第9位】ECCの個別指導塾 ベストワン

学習塾FCは複数ありますが、ECCは総合教育機関であることから、グループシナジーを活かして生徒を呼び込みやすいのが競合と比べて有利な点でしょう。講師の採用育成もまた、グループの強みを活かして紹介を受けれたり研修もあるのが嬉しいところですね。

【10位】難関私大専門塾マナビズム

マナビズムは、難関私立大学を目指す受験生が対象の自学自習型塾。映像授業と自習コンサルタントによる学習支援で、運営の手間を抑えながら高い学習効果を実現。月謝6万円と高単価ながら生徒の継続率98%と高収益・安定経営を両立し、2年半程度で初期費用約1400万円の回収を期待できます。

そのほかの人気塾フランチャイズ【番外編】

ランキングには含まれませんでしたが、ほかにも人気の塾フランチャイズは多く存在します。ここでは、とくに注目したい塾フランチャイズを抜粋してご紹介します。

武田塾

指導タイプ 自学自習(自立・自習型学習)
FC開始年 2014年2月
教室数 約400教室(2021年時点)

武田塾は、「授業をしない」自学自習型塾の火付け役ともいわれる学習塾です。集団授業のムダを排し、「わかる→やってみる→できる」の段階を重視した学習内容となっています。

明光義塾

指導タイプ 個別指導
FC開始年 1984年9月
教室数 約1,775教室(2022年時点)

明光義塾は、国内トップクラスの教室数を誇る個別指導塾です。全国に展開する明光ネットワークジャパンの支援を受けながら、集客・生徒管理・教材選定・授業運営など、塾経営に必要なサポートを受けられます。

東進衛星予備校

指導タイプ 個別指導・映像授業
FC開始年 1992年
教室数 約45教室(東進ハイスクールを除く)

東進衛星予備校は、大学受験に特化した映像授業を提供する予備校です。映像授業というシステムにより、一流講師の授業を全国どこでも受講できるため、地方都市でも都市部と変わらない高品質な教育を受けられます。

トライプラス

指導タイプ 個別指導
教室数 約500教室(2021年時点)

トライプラスは、「家庭教師のトライ」で培った個別指導のノウハウと、全国的な知名度を活かして、地域に根差した塾経営を目指せるビジネスです。AIを活用した学習システムや、トライ独自の教材など、学習効果にも一定の評価があります。

河合塾マナビス

指導タイプ 映像授業
教室数 約500教室(2022年時点)

河合塾マナビスの特長は、大学受験予備校として有名な河合塾が提供する、最新のAI学習システムと高品質な映像授業を組み合わせた学習スタイルです。生徒一人ひとりの理解度や進捗に合わせて、最適な学習プランを作成し、AIが個別にアドバイスを行ないます。

塾フランチャイズの選び方

指導タイプから選ぶ

学習塾といってもさまざまな指導タイプがあります。近年主流となっているのが「個別指導型」ですが、街なかには「集団指導型」もまだまだたくさん存在します。さらに近年、「自立型(自学自習)」もトレンドとなっています。もちろん、フランチャイズにも各指導タイプの学習塾が存在。まずは、各指導タイプの特徴を確認して、自身がどんな塾を経営したいか検討してみましょう。

集団指導塾

集団指導型は、講師1名に対して4名〜20名以上の生徒に対して授業や指導を行なう学習塾です。個別指導型塾が登場するまでは、学習塾といえばこのタイプでした。1人ひとりのレベルに合わせた指導は困難ですが、生徒同士で切磋琢磨しやすい環境です。

開業にあたって、物件はそれなりの広さが必要となります。しかし、受験を見越してレベルが高いカリキュラムが用意されていることが多く、進学志向のニーズを獲得しやすいのが魅力です。

個別指導塾

1対1や1対少数(2〜3名)で指導を行なう学習塾。各生徒のレベルや進捗にあった指導が可能で、近年主流になりつつあります。

一度に多くの生徒が集まるわけではないので、比較的狭いテナントや物件でも開業できます。また、生徒が塾に通う曜日や時間を選べるため、広いニーズに対応しやすく集客しやすいのも魅力です。

自立型学習塾(自学自習)

ここ数年で教室数が増えてきているのが、自立型(自学自習)の学習塾です。講師からの授業は受けず、生徒が主体となり自習形式で学習を進めます。講師は生徒がいるスペースを巡回し生徒の学習をサポート。各生徒のペースで学習でき、自己管理能力も身につくとして近年注目を集めています。

講師不要で運営できるケースもあり、他の塾に比べて少ないスタッフで経営できるので、人材確保が容易で人件費も削減できるのが嬉しいポイント。月謝を下げられ、継続してもらいやすいのも魅力です。

サポート体制から選ぶ

とくに初めての経営で不安があるなら、サポート体制がしっかりしているところを選ぶのが安心です。まず、本部からどれだけの支援を受けられるかが重要です。たとえば、開業前の研修では、教室運営のノウハウやカリキュラムの使い方を丁寧に教えてくれます。これがあれば、初心者でもスムーズにスタートできますね。

また、日々の運営でもサポートが必要です。たとえば、マーケティングの支援があると、生徒集めに困ることが少なくなります。トラブルが起きたときや、もっと良い運営方法を知りたいときに、本部のアドバイスをすぐに受けられると心強いでしょう。このように「サポート体制」から選ぶのも良い方法でしょう。

ブランド力と信頼性から選ぶ

ブランド力と信頼性を重視する選び方もあります。誰でも自分の大事な子供を預けるなら、信頼できる塾や知名度の高い塾を利用したいですよね。つまり、ブランド力があるとそれだけで生徒が集まりやすくなるのです

また、信頼性の高いブランドは、長い歴史や実績があります。それだけ多くの生徒を指導してきた経験があるので、教育の質も保証されていることが多いです。たとえば、進学実績が良い塾だと、その数字が何よりの信頼の証になります。実際に結果を出している塾なら、自分の教室も成功する可能性が高いと考えられるでしょう。

塾フランチャイズを成功に導くポイント

教育業界未経験でも開業でき成功させすいと言われるフランチャイズとはいえ、「成功するかどうかが不安」という方もいらっしゃるでしょう。ここでは、塾経営成功のために意識しておきたいポイントを紹介します。

生徒を増やし定着させることが必須

学習塾のビジネスモデルは、毎月の月謝が売上となるストックビジネス。利益率は約30%前後と、飲食店などと比べ高水準です。年商は、規模や種類によって大きく変わりますが、一般的には500万円前後だともいわれています。生徒数が多くなればなるほど、売上が積み重なり、年商1000万円を目指すことも可能になります。

しかし、開業直後から多くの生徒がいるというのはほぼ稀なこと。フランチャイズならではの知名度やブランド力、本部の集客サポートを有効に活用しながら生徒を集めていく必要があります。

それと同時に、生徒の継続率をあげて定着させることも重要。フランチャイズ本部が構築したカリキュラムを遵守しながら生徒の学力アップを促すだけでなく、生徒や保護者とのコミュニケーションも大切になります。

教育に真摯に向き合う魅力的な教室づくり

通いやすい教室づくりはオーナーの手腕によります。明るく、楽しく、学べる学習塾は、集客面でも、生徒の継続率にも、いい影響を与えてくれます。時には、レクレーションなどの企画をするのも有効でしょう。
とはいえ、塾のオーナーには、何より子供の教育に対して真摯に向き合えるかどうかが問われています。つまりは、勉強ができるようになってほしいという情熱の有無、そして子供や子供の親に対して満足のいくものを提供できるかといった部分が、結果として多くの人を惹きつけ、事業の成功につながるのです。

塾フランチャイズの経営に必要な資金

つぎに、フランチャイズで塾を開業した場合のコスト面も確認しておきましょう。初期費用としては1教室あたり300〜600万円ほどとなります。しかし、開校初期の生徒数が少ない時期は単月赤字になる場合も多いので、ある程度の運転資金は用意しておいたほうがいいでしょう。フランチャイズ本部と共に綿密にシミュレーションしておく必要があります。

開業前に必要な資金項目

加盟金

フランチャイズに加盟する場合、必ず必要になる加盟金。商標の使用権利や、本部から提供される「商材」「経営ノウハウ」などの対価として支払います。学習塾フランチャイズの加盟金の相場は100〜400万円ほど。一般的には、加盟店に提供できるブランド力やノウハウの質・量が高くなればなるほど、加盟金は高額になる傾向があります。ただし、加盟するフランチャイズを選ぶ場合、加盟金が「高い、安い」よりも、サポートやカリキュラムなど、自身に合うフランチャイズを見極めることが大切です。

保証金

本部に一時的に預けておくお金です。もし、ロイヤリティなど本部へ支払いができないケースの際に利用されます。相場は50〜100万円程度となります。

研修費

業界未経験でも安心して開業できるのがフランチャイズの魅力。開校までに本部がオーナーやスタッフ・講師に対して研修を行なってくれます。その費用として本部に研修費を支払います。本部によっては参加人数を限定している場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。また、加盟金に研修費が含まれているケースもあります。

物件取得・内外装費

飲食店や福祉施設などと比べ、学習塾はそこまで作り込む必要がないため、物件関連費用は安く抑えることが可能です。とはいえ、200万円ほど必要な場合もあるため、低コスト開業を目指す場合は、自宅で開校できるフランチャイズもチェックしてみましょう。

その他

上記以外に、テキストなどの初期商材費用、ホワイトボードなどの備品、Web学習がメインの学習塾ならPCなどの準備も必要です。また、集客のための広告費用も開業前から必要になります。

開業後に必要な資金項目

ロイヤリティ

日々経営や運営をサポートしてくれる本部への対価として支払うロイヤリティ。学習塾の場合、月謝の10%前後+入会金の50%とのように変動型のロイヤリティを定めている本部が多いです。ですが、毎月5万円というように固定型ロイヤリティのフランチャイズもあります。

人件費

オーナーが講師も兼任すると人件費は必要ありませんが、多くの生徒に対応するためには講師を雇う必要があります。フランチャイズは、カリキュラムや指導方法が整えられているため、講師未経験のアルバイトでも指導にあたることができます。また、Web教材メインだったり、自立型の塾の場合は、そもそも講師不要で運営できるフランチャイズもあります。

家賃・光熱費

教室の規模や立地によって大きく異なりますが、毎月10万円〜を見積もっておく必要があるでしょう。しかし、自宅開業の場合、家賃は必要ありません。

広告費用

ブランド力や知名度が高いフランチャイズとはいえ、加盟校がチラシやWebなどで集客活動を積極的に行なうのが重要です。とくに春の入校時期などは、力をいれて集客することで、年間通じて安定した経営が可能になります。

その他

上記以外にも、システム使用料や、講師の募集費用、備品購入費用が必要になってきます。

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