【徹底比較】フィットネスジムの人気フランチャイズTOP10!選び方やメリットも紹介【2024年最新】

フランチャイズWEBリポート編集部 |2024年08月21日 公開 (2024年08月22日 最終更新)
人気のフィットネスジムフランチャイズ一覧!開業に必要な費用も解説

近年、美容や健康に対する意識が高まっており、フィットネスジムの施設数は増加傾向にあります。さらに、フィットネスジムは以前に比べてさまざまな種類が増えており、利用者の選択肢が広がっています。新たにジム経営を考えている場合はどのような層にマッチしたジムを作るのかが重要です。

今回はフランチャイズでも開業できるフィットネスジムの人気TOP10をランキングでご紹介します。フィットネスジム経営を考えている方はぜひ参考にしてください!

フィットネスジム業態別の特徴

まずはフィットネスジムの業態について解説します。

大型ジム 比較的大きなスポーツジム。器具やプールなど設備が充実しているところが多い。大手の系列であることが大半を占めている。
24時間ジム 入退出システムを備えることで、スタッフ不在で24時間利用を可能にしているジム。コストを抑えている分月額料金が低いことが特徴。
パーソナル・セミパーソナルトレーニング マンツーマン指導、または1人が複数人(少数)に指導する。個人や目的に合わせたプログラムが用意されている。小スペースでの経営も可能。
ターゲット限定型ジム 女性専用、ヨガ、ボクシングなど利用者層や目的が明確で、初心者から上級者まで対応しているところが多い。目的に合わせたメニューやプログラムがある。
オンライン型フィットネス オンラインでレッスン受け放題などオンラインを活用したプランが用意されている。場所や時間を問わず利用できる。

コロナ前から現在までのフィットネス業界の変化

スポーツジムは1980年ごろに業界大手のコナミスポーツなどが経営していたスイミング空クールにジム設備やスタジオを付け、経営したのが始まりです。大型ジムは店舗数が減少しつつあるものの、新たに小型の24時間ジムが誕生し、再びジムへの関心が高まりました

さらにダイエットや美容を目的とした女性客が利用しやすいよう女性専用ジムが生まれ、コロナ禍には安心して利用できるオンライン型フィットネスも人気になりました。

現在はよりさまざまな種類のジムがあり、多くの人が目的に合わせて利用しています。

フィットネスジムのフランチャイズ開業費用

続いて、フランチャイズでフィットネスジムを開業するための費用について解説します。

初期費用

初期費用には加盟金や保証金のほか、物件費用、内装工事費、マシン費用や備品購入などさまざまな費用が必要です。導入するマシンや物件によっては数千万円~1億以上と幅広いため、具体的にどれくらいの初期費用をかけられるのかを考えておきましょう。

一般的に、24時間営業のジムや小型店の開業費用は2000万円程度が目安です。パーソナルジムなどはマンションの一室で開業していることも多く、物件取得費を抑えることができます。

さらに、ブランドによっては別途研修費などが必要になることもあります。

運転資金

運転資金はフィットネスジムの経営で必要なランニングコストのことを指します。具体的には、人件費や家賃、光熱費などです。開業資金だけで資金を使い切ってしまうと、経営が安定する前に廃業になるリスクが高まってしまいます。よって、半年程度はゆとりを持って経営できる程度の資金を用意しておきましょう。

そのほか加盟するフランチャイズによってはポスティング、Web広告などの広告宣伝費も必要です。

フィットネスジムをフランチャイズで開業するメリット

続いて、フィットネスジムをフランチャイズで開業するメリットを解説します。

ブランドの知名度や、実績を利用できる

フランチャイズ最大のメリットともいえるのが、ブランドの持つイメージや実績、信頼性を利用できることです。既存ブランドの看板やノウハウを利用できるため最初から知名度があり、自力での開業に比べて集客しやすくなります

また、管理システムなど本部で開発されたツールの使用もできるため、業務負担も自力開業に比べて少ないでしょう。

未経験でも始められる

未経験でも参入できることも、フランチャイズのメリットです。研修によって開業に必要なスキルが身に付けられる上、効率化された研修カリキュラムが用意されているため、未経験からのスタートでも比較的スムーズに開業できます。また、開業後にも研修を設けているところもあり、情報やスキルを随時アップデートしながら働けるようになっています。

さまざまなサポートが受けられる

フランチャイズでは運営元の本部がさまざまな面でサポートをしてくれます。開業前には立地・商圏調査を受けられるほか、商業施設など、個人では出店が難しい場所への紹介があることも。そのほか、人材採用や宣伝、問い合わせ、緊急時の対応など幅広いポイントを本部がカバーしてくれるので、経営にのみ集中できる環境も整っています

フィットネスジムをフランチャイズで開業するデメリット

フランチャイズでの開業はメリットだけでなく、デメリットもあります。必ずデメリットについても考えておくことが、開業を成功させる秘訣です。

自由度が低く、オリジナリティは出しにくい

フランチャイズでは本部と加盟店の間でさまざまな契約を交わします。契約内容には店舗の運営方針や提供できるサービスなど細かなことも含まれており、自由な経営をしたい場合には窮屈に感じてしまうでしょう。フランチャイズではサービスや製品のクオリティを一定に保つことが重視されていることが理由です。本部側が認めた範囲でのみ経営が許されているので、オリジナリティを求める場合には向いていません。

ロイヤリティを支払う必要がある

フィットネスジムに限らず、フランチャイズでの開業にはランニングコストとしてロイヤリティが発生します。ロイヤリティはブランドの使用や、サポート提供の対価として本部に支払わねばなりません。負担に感じる人もいるかもしれませんが、ロイヤリティを支払うことで、スムーズに開業・運営できるメリットもあります。
ただし、なかにはロイヤリティが0円のフランチャイズも存在します。どうしてもロイヤリティを支払いたくない場合は、ロイヤリティの設定金額が安いところや無料のところを探しましょう。

他店の影響を受けやすい

フランチャイズは、既存ブランドの看板を借りるので最初から知名度が高いことがメリットですが、反対に知名度によるデメリットもあります。もし同じフランチャイズチェーン内の他店舗が不祥事やトラブルを起こしてしまった場合、ブランドのイメージが落ち、影響を受ける可能性があるからです。他店の影響は予防や対策が難しいこともありますが、真摯に経営を続けていくことで信頼を得られるでしょう。

フィットネスジムのフランチャイズ本部の選び方

フィットネスジムをフランチャイズで開業する際は、本部選びが重要です。ここでは、本部の選び方について解説します。

業態・特徴で選ぶ

フィットネスジムにはさまざまな業態があり、それぞれ得られる利益が異なります。どのような業態と利益が得られるのかを理解した上で、自分にとって最適なものを選ぶようにしましょう。

たとえば、パーソナルトレーニングジムと、無人ジムの場合、以下のような特徴があります。

パーソナルトレーニングジム

マンションの1室など小スペース開業ができ、初期投資は少ないものの、トレーナーの質が重視されるため、採用や教育に力を入れる必要がある。

無人ジム

人件費がかからずランニングコストを抑えられるものの競合が多い。とくに24時間経営は競合店が多い傾向にあるため、差別化や出店場所選びが重要となる。

また、単価が安い分、多くの会員を獲得する必要があり、集客施策に力をいれる必要がある。

どのような業態でも長所と短所があります。業態を考える際はウィークポイントを補うようなサポートの有無をチェックしましょう。

サポートの手厚さで選ぶ

本部からはさまざまなサポートが受けられるものの、ブランドによってサポート内容が異なります。立地調査、物件紹介、集客、採用、研修など、本部によってカバーしてくれる部分や内容が異なるので、どのようなサポートが必要かを事前に考えておきましょう。

とくに経営経験がない場合は、サポートが充実している本部を選ぶことをおすすめします。また、開業後のサポート内容や研修・勉強会なども合わせて確認しておきましょう。

初期投資と収益性で選ぶ

フィットネスジムに限らず、開業には多くの資金が必要です。しかし、初期費用の金額だけを重視するのはおすすめできません。なかには初期投資が大きくても、収益が多ければ早期に回収できる場合もあるからです。

説明会では資金計画についても相談することができます。資金計画が自分に合っているかを判断するためにも、事前に相談することをおすすめします。

信頼できるフランチャイズ本部を選ぶ

フランチャイズは本部と加盟店という関係ではあるものの、上司と部下のような上限関係ではなく、お互いが対等なビジネスパートナーです。良好な関係を築くには、経営理念や方針に共感できる本部を選びましょう。お互いが同じ目標や理念を掲げていることで仲間意識が生まれやすくなり、より協力したいと考えられるようになります。共感できない本部に加盟すると、開業後のトラブルにもつながりかねないので、よく検討するようにしてください。

フィットネスジム人気ランキング【TOP10】

順位 ブランド名 FC開始年 自己資金目安
1位 SPORTS & RELAX B 2024年1月 740万円以上
2位 スマートフィット100 - 4000万円以上
3位 LifeFit 2022年2月 2000万円以上
4位 ファディー 2019年2月 2000万円以上
5位 9ROUND 2020年 500万円以上
6位 じむじむ 2022年10月 210万円以上
7位 コレジム 2022年 256万円以上
8位 SOELU 2023年10月 800万円以上
9位 ジョイフィット 2022年 1億7100万円以上
10位 Lien 2016年 500万円以上

【第1位】SPORTS & RELAX B

SPORTS & RELAX Bは無人運営可能な女性専用フィットネスジム。「楽しみながら、キレイになる。」をコンセプトに、サーキットトレーニングとゲルマニウム温浴を組合わせたフィットネスを提供。料理教室「ABCクッキングスタジオ」グループの一員として20年超の業界実績を誇ります。

【第2位】スマートフィット100

近年、成長を続けているフィットネスジム市場。その理由は小型ジムの台頭にあります。そんな成長市場で新たにFC展開するのが24時間営業小型フィットネスジムの「スマートフィット100」。従来の小型ジムに比べて半分程度の初期費用で開業でき、早期投資回収が可能なのが魅力的です!

【第3位】LifeFit

LifeFitは、ITベンチャーが2020年に創立した24時間ジム。2023年8月には約6億円の資金調達に成功し、ますます「IT×フィットネス」事業を発展させています。従来ジムの1/4程度の費用で開業でき、DX化により無人運営が可能。手離れが良く、法人の多角化にも適しています。

【第4位】ファディー

ファディーは、AIマシンを活用した女性専用のパーソナルトレーニングジムです。トレーナーに依存せず、最新AIマシンが指導するため、お客さまは予約不要で通いたい時に通えるのが利点。加盟店はフィットネスマシンが不要だから低投資で参入でき、無人運営も可能なため高い営業利益を目指せます。

【第5位】9ROUND

9ROUNDは、世界23ヶ国で700店舗超を展開する米国発のサーキット型キックボクササイズジム。マシンが必要ないので、他のフィットネスジムよりも費用を抑えた開業が可能。日本本部は、30年以上フィットネス指導者育成実績があるのでトレーナー教育も安心。未経験でも3日で活躍できます。

【第6位】じむじむ

「じむじむ」は、プロジェクションマッピングで演出された個室空間で、フィットネスやダンスが楽しめるトレーラーハウス型のジム。無人運営でき、副業や投資にも適しています。BOXなので移転も容易なうえ、キャンピングカーやキッチンカーなど⽤途変更も可能です。

【第7位】コレジム

コレジムとは、株式会社This is グループがFC募集する24時間営業の小型ジムです。静岡県を中心に9店舗を展開するコレジムは、まるで公園やコンビニのように気軽に通える地域密着型のフィットネスジム。既存店への併設や複数展開も可能で、初期費用を抑えて安定した収益を得られます。

【第8位】SOELU

オンラインフィットネスで地位を確立するSOELU(ソエル)が、7年以上蓄積したWebコンテンツを活かした⼥性専⽤ジムを新しく展開。DXで差別化と低価格化を図り、競合が多い激戦区立地でも直営店オープン後3.5ヶ月での黒字化を達成しています。運営は本部に委託もでき投資としての開業も。

【第9位】ジョイフィット

月々5,000円台で使い放題という低価格な料金を実現した独特のスポーツクラブ業態です。好きなとき、好きなだけ使えて使ったら使った分だけ、できるだけ安く。価格が安くても、クオリティーの高いサービスを提供します。

【第10位】Lien

成長市場である「ピラティス・ヨガ」を軸に全国展開を進めているブランド。平均退会率3%の安定した会員制ストック収益で、利益率は約30%と高水準です!また、本部は延べ1,000名超のインストラクターを輩出する教育アカデミーを運営しています。経営者を悩ます「人材教育」も心配ありません。

フィットネス市場は復調!コロナ前並みへ

新型コロナウイルスが流行して以降、日本では健康志向が高まりました。健康について関心が高まったことで、フィットネスジムの需要も高まり、市場規模は成長を続けています。

しかし、フィットネスジムの店舗は増加しているものの、いまだにフィットネスジムを利用している人の割合は伸び代がある状態です。そのため潜在ニーズは高く、新たなビジネスとしてフィットネスジムは高い可能性を秘めています。これから新たにフィットネスジムの開業を考えるのであれば、フランチャイズの開業もあわせて検討してみることをおすすめします。

フランチャイズWEBリポートでは、フィットネスジムのフランチャイズ情報を多数掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

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