エステの開業に必要な資金や資格は?サポートを受けて賢く開業!

エステサロンを開業するときには、さまざまな準備が必要となります。開業した後にお店をうまく経営できるかどうかは、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。
この記事では、エステサロンを開業したいと考えている方に向けて、事前に準備しておくべきものや必要な資格、開業資金について詳しく説明します。
どのエステで開業する?エステサロンの種類について

エステと一口に言っても、さまざまな種類があり、大きく分けるとフェイシャルサロン・ボディ系サロン・脱毛サロンに分類できます。
フェイシャルサロン | 顔の美白やアンチエイジング、引き締めなど |
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ボディ系サロン | 全身のマッサージやリフレクソロジー、痩身など |
脱毛サロン | 光脱毛やワックス脱毛など |
フェイシャルサロンは、その名の通り顔のお手入れをするサロンです。美白やアンチエイジング、引き締めなど、多岐にわたるメニューで肌の悩み改善を図ります。 ボディ系サロンは、全身の疲れを癒やすマッサージをはじめ、エステの中でも人気の高い痩身など体のお手入れメニューを取り扱うサロンです。 最後の脱毛サロンは、毛根に光をあてて毛を減らしていく光脱毛や、ワックスを塗って毛ごと剥がすワックス脱毛などの方法でムダ毛を除去します
この中から、自分がやりたいサロンはどれかを考えてみましょう。自分の得意分野や学びたい分野を重視するだけでなく、地域に需要がある分野は何かも考えて選ぶことが大切です。
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エステサロンの開業に資格は必要?独学でも開業できる?

エステサロンを開業するにあたって、免許や資格は特に必要ありません。エステティシャンになるための免許や資格は特にないため、独学でも開業することができるのです。とはいえ、信頼感を高めるために何か資格が欲しいと感じることもあるでしょう。そんなときは、「日本エステティック協会の資格制度」を利用すれば認定資格を取得できます。この資格は、エステティシャンとしての知識やレベルを示すものとなります。
一般社団法人日本エステティック協会(AJESTHE)
1972年に設立された一般社団法人日本エステティック協会(AJESTHE)は、エステティシャンの養成や教育、資格認定などの事業を行っている職能団体です。
この協会が認定している資格が「AJESTHE認定エステティシャン」で、基本的な知識や技術を備えた、適切にサービスを提供できるエステティシャンに与えられます。資格を取得するためには、協会認定校で300時間以上のコースを修了するか、1年以上の実務を経験したうえで、筆記と実技があるエステティシャンセンター試験に合格する必要があります。なお、協会認定校で1000時間以上のコースを修了していれば試験は任意となり、必ずしも受ける必要はありません。
一般社団法人日本エステティック業協会(AEA)
また、1987年に設立された一般社団法人日本エステティック業協会(AEA)もエステティシャンの資格認定を行っています。エステティック産業の健全な成長やエステティシャンの社会的地位向上、エステティックでの「美と健康」への貢献を目指して活動している協会です。
この協会の基礎資格であるAEA認定エステティシャンは、基本的な知識や技術、注意事項などを理解し、安全にサービスを提供できるエステティシャンに与えられます。協会認定校で300時間以上のコースを修了するか、1年以上の実務経験を積んだうえで、実技・筆記の試験に合格すれば資格が取得できます。
資格の必要性
エステサロンの開業に資格が必須ではない日本では、極端にいうとやる気さえあれば開業することは可能です。そのため、初心者にも挑戦しやすいものの、そのぶん技術や集客力があるかどうかが成功を分ける重要なカギとなります。
必要なスキルはサロンの種類によって異なりますが、専門的な知識に基づいたマッサージや機械の操作など多岐にわたります。
エステサロンを開業する2つの方法
エステサロンを開業する主な方法には、店舗を構える、自宅をサロンにするという2つの選択肢があります。ここからは、それぞれの特徴やメリット・デメリットをみていきましょう。
店舗を構える
新たに店舗を構えてエステサロンを開業する場合、自宅開業に比べて大きなコストがかかるでしょう。その代わり、サロンの雰囲気づくりや場所選びに自由がきくというメリットが得られます。エステへ通う人の多くは、サロンに非日常的な空間を求めています。そのため、壁紙や照明などのインテリアだけでなく、外装もおしゃれにデザインできる店舗は集客に有利といえるのです。
店舗の場所を選ぶときは、ターゲット層に合わせて駐車場の有無や駅からの距離といった要素を考慮することが大切です。雰囲気や立地が悪ければ、どれだけ良質なサービスを提供していても集客には結びつきにくいので、事業計画をしっかりと練らなくてはなりません。なお、マンションの一室などを借りて店舗とするときは、事前に不動産業者へ確認しておく必要があります。
自宅をサロンにする
自宅をサロンにする開業方法の大きなメリットは、テナントを借りたり、店舗を建てたりする場合に比べて出費が抑えられるという点です。また、新たに場所選びをする必要がないので事前準備に手間がかかりません。ただし、日常的に使う場所である自宅はどうしても生活感が出やすいものです。
エステサロンらしい落ち着いた雰囲気が演出できるように、サロンとして使う部屋や玄関のインテリアには工夫を凝らしましょう。そして、生活音や車の走行音が顧客の耳へ届かないようにすることも大切です。
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エステサロンを開業するため必要な準備とは

エステサロンを開業するときには、段取りを考えながら事前にしっかりと準備しましょう。ここからは、必要な準備について1つずつ説明します。
物件探し
エステサロンの準備の1つ目は、物件探しです。物件を選ぶときには、どんな人をターゲットにするかをはっきりさせておくことが大切です。会社帰りのOLや学生をターゲットにするのであれば、駅の近くに店舗を開くと通いやすく、人が集まりやすくなります。
主婦をターゲットにするのであれば、住宅街に店舗を構えても良いでしょう。ただし、主婦は買い物のついでにエステに立ち寄ることも多いため、駐車場は多めに確保しておく必要があります。
このようにターゲット層に合った物件を選び、近くに競合店がないかどうかも確認しておきます。
自宅サロンを開業する場合は、新しく物件を探す必要はありません。エステサロンの雰囲気を大切にして、生活感を感じさせないように意識しながら素敵な空間を作り上げましょう。
機材や設備の調達
2つ目に、サロンの営業に必要となる機材や設備の調達があります。必要な機材は、どのような施術メニューを提供するかによって異なります。一般的には、エステ機器にマッサージベッド、タオルやシーツなどが必要です。
こうしたものに加えて、顧客管理をするためのカルテやパソコン、事務用品、冷蔵庫などが必要になることもあります。 他にもお客さん用のローブやマッサージオイル、化粧品などの消耗品を揃えなければならないこともあるでしょう。
広告・宣伝
3つ目に、集客のために広告や宣伝に力を入れることも大切です。集客ができなければ、開業したとしてもサロンを存続させることはできません。集客には、ブログ・ホームページ・SNS・チラシのポスティング・雑誌広告などの方法があります。ターゲットとする客層によってどの方法がもっとも効果的なのかを考えながら、ふさわしい方法を選びましょう。
開業届の提出
最後に、開業届の提出も大切なステップです。開業したら、事業を開始した日から1カ月以内に税務署へ開業届を提出しなければなりません。このほか、フェイシャルエステなどの首から上へ施術をおこなうメニューが有る場合などは保健所への申請が必要となります。
申請が必要かわからない場合は、念のため、開業を予定している地域の保健所に前もって相談してみると良いでしょう。保健所では、提出する書類があるかどうか、立ち入り検査が必要かどうかなどを詳しく教えてもらえます。
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いくら準備するべき?エステサロンを開業するための初期資金
エステサロンの開業には費用がかかるため、十分な資金を備えておく必要もあります。たとえば、物件を借りる費用・内装などの工事費・エステの機材や化粧品、サロン内の備品の購入費用などです。さらに、集客のための宣伝やスタッフの採用・教育のための経費もかかります。サロンが軌道に乗るまでの間の、数カ月分の運転資金なども見ておかなければなりません。
エステの機材は、ものによっては200〜300万円ほどかかるものもあります。高額ですが、開業時に一括で支払わなければならないわけでなく、ローンやリースも可能です。
トータルの初期資金は、サロンの規模や立地によって異なります。都内で開業する場合、小さなサロンでも最低200~300万円程度は必要となるでしょう。
押さえておこう!エステの開業資金の内訳
マンションの一室などを借りて開業する場合、家賃や敷金、礼金などを合わせて100万~200万円ほど用意しておく必要があります。また、内装工事費に10万円以上、設備費用にも10万円以上はかかるでしょう。これらの項目はこだわれば天井知らずの金額になるため、ここでは最低限の金額のみ紹介します。その他、消耗品代が5万~10万円、広告宣伝費が10万円程度と考えると、トータルで200万~300万円は必要ということになります。
自宅開業する場合は当然家賃がかかりません。店舗を構える場合に必要な家賃と比べれば、この時点で大きな節約効果があることがわかります。サロンとしての雰囲気を演出するための内装工事費は10万~30万円ほど必要になるでしょう。その他の設備費用や消耗品代、宣伝広告費などは基本的に店舗を構える場合と同じです。トータルで用意すべき金額は50万~100万円程度となり、店舗を構える場合の最低金額よりも100万円以上安く抑えられる結果となります。
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エステサロンは続かない?!エステ開業の現実

エステサロンは開業のハードルは比較的低い一方、廃業などの厳しい側面もあります。サロン業界は9割が3年以内に廃業しているといわれるほど競争率が激しく、エステサロンの市場は飽和状態なのです。もともと数が多いため、新規でオープンしたお店をそもそも知ってもらうことが難しいかもしれません。広告を打っても、信用が薄いとみなされることもあります。
エステサロンが廃業してしまう主な原因は、集客ができていないことや、スタッフの技術力不足などです。多大な経費を投入して開業しても、経営戦略を誤ってしまうと初期費用をうまく回収することはできません。利益を出せず、赤字のまま廃業に追い込まれることもあります。
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多くの人に愛されるエステサロンへ!開業で失敗しないためのポイント
すでに飽和状態のエステサロン業界で生き残るためには、しっかりと戦略を立てて経営を展開していくことが大切です。ここからは、エステサロン開業に失敗しないための3つのポイントを紹介していきます。
集客に重点を置く
失敗しないためには、に重点を置くことがポイントです。技術力があることは大前提ですが、技術がどれほど優れていても、集客ができなければサロンを存続させることはできないからです。効果的に集客するためには、ターゲット像をはっきりとさせて、サロンのコンセプトを決めましょう。 市場調査をして、必要なメニューや機器などを見極めることも大切です。その後、ホームページやSNSなどのツールを使って集客していきます。
Webマーケティングを展開するだけでなく、チラシをポスティングしたり、フリーペーパーに広告を掲載したりして、地域住民に店を知ってもらいましょう。長期的に考えればインターネット経由で集客を図ることも大切ですが、足場を固める意味でも、当面は地域住民に的を絞るのが賢明です。地元にリピーターが増えれば、口コミが広まることで遠くの地域からも集客できる可能性が出てきます。 また、オープン前に無料モデルを募集する、開業当初は特別価格でメニューを提供するなど、必要に応じて赤字覚悟のキャンペーンを行うと良いでしょう。開業から着実に顧客を獲得していかなければ、エステサロンの経営を回すことはできません。
競合店との差別化を図る
競争の激しいエステサロン業界では、競合店との差別化を図ってオリジナリティをアピールすることが重要です。自分の得意な技術を見極め、それに合わせてサロンのコンセプトを設定すると良いでしょう。また、個性的な内装や化粧品にこだわって特別感を演出すれば、高い集客効果が期待できます。
ブランド力を利用する
新規の集客はもちろん大切ですが、いかに付加価値を感じてもらってリピーターにしていくかも同じように大切です。フランチャイズに加盟すれば、すでに知名度や信頼があるブランドなので集客がしやすくなります。お客さんに安心感を持ってもらうことで、次回の来店へとつなげることができるでしょう。
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フランチャイズに加盟すれば初心者でもエステの開業が可能!

フランチャイズに加盟すればさまざまなメリットがあり、エステの開業がしやすくなります。物件探しや必要な備品の調達方法、宣伝技術など開業に必要なことを学べるだけでなく、店舗の運営に必要なサポートを継続的に受けることもできます。特に初心者なら、失敗する確率を下げるためにも、こうしたサポートはぜひ活用しましょう。
フランチャイズ本部の中には、スタッフの雇用や教育などのサポートもあります。スタッフをうまく教育・雇用できれば、オーナーが施術をせずに経営に集中することも可能となるでしょう。
エステ開業は準備が大事!フランチャイズのサポートが大きな力に
エステサロンは資格がなくても開業することが可能ですが、参入障壁が低いからこそ、しっかりとした準備をおこなう必要があります。 オリジナルではじめるよりも初期投資はかかるかもしれませんが、開業に関して不安があるなら、一度フランチャイズを検討してみましょう。フランチャイズ本部が開催している事業説明会などに足を運べば、ビジネスについての理解を深めることができ、相談にものってもらえます。不安や心配を取り除いて、エステサロンをうまく軌道に乗せましょう。
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