【儲かる資格28選】難易度別で総まとめ!受験資格や想定年収もご紹介

儲かる仕事をするためには、資格の取得がとても効果的な手法です。資格が1つあるだけで選べる仕事の幅が広がるうえに、収入にも大きく影響を与えます。儲かる仕事をしたい気持ちはあっても、どうしたら良いのか分からない人は、まずは資格に目を向けてみましょう。
この記事では、儲かる資格を難易度別に紹介し、受験資格やどれくらいの想定年収を得られるのかをまとめました!
「がんばれば取得可能!」な稼げる資格7選
取得するための難易度が高い資格は、しっかりと稼げる可能性が高いといえます。そこで、勉強の努力が報われる資格を7つ紹介します。試験は難しいものの、合格して資格取得することは不可能ではありませんよ!
1.宅地建物取引士資格
資格概要 | 不動産取引の専門家を証明する資格で、主に不動産仲介業者などで活躍できます。 |
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受験資格 | なし |
合格率 | 約15~17% |
想定年収 | 約300~550万円 |
不動産の売買や賃貸借契約の際に行われる「重要事項の説明」や「重要事項説明書への記名押印」は宅建士の独占業務です。不動産会社によっては、宅建士取得で資格手当を支給したり、昇進や昇給の要件に加えたりしている場合もあります。
資格取得により、不動産関係の会社や金融機関への就職が有利になります。キャリアアップはもちろん、独立開業も有利に進められる資格です。
2.中小企業診断士
資格概要 | 中小企業のコンサルティングができる国家資格で、中小企業が圧倒的に多い日本国内で重要が高くなっています。 |
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受験資格 | なし |
合格率 | 約4~5% |
想定年収 | 約500~800万円 |
中小企業診断士の試験勉強で得られる知識やスキルは、あらゆる業種・職種で役立ちます。中小企業診断士から社会保険労務士、行政書士や公認会計士にステップアップするケースも少なくありません。キャリアアップのスタート資格としても有用です。
さまざまな中小企業を見ていくなかで、組織を運営するために必要なポイントを見る目を養うことができます。キャリアプランも豊富で、業種を問わず活躍できるでしょう。
3.土地家屋調査士
資格概要 | 土地や家屋の調査や測量を行い、表示に関する登記が主な業務です。 |
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受験資格 | なし。口述試験は筆記試験の合格者 |
合格率 | 約8~10% |
想定年収 | 約400~800万円 |
表示登記の代理は土地家屋調査士の独占業務です。不動産の各種登記は必須義務ですので、仕事そのものがなくなることはありえません。また、高齢化社会が進行しつつある中で、遺産相続の案件が増加傾向にあります。ますます仕事は増えると考えてもおかしくありません。
企業に就職した場合は資格手当が出るケースが多く、独立開業した場合は高収入を期待できます。
4.ファイナンシャルプランナー2級
資格概要 | 主に金融商品についてアドバイスを行なうのが仕事です。保険業界や銀行などで需要があります |
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受験資格 | AFP認定研修の修了者。FP3級の合格者。2年以上のFP業務の実務経験者。 |
合格率 | 約43% |
想定年収 | 約300~400万円 |
金融商品のプロであることを証明できる国家資格で、就職や独立開業に役立ちます。ファイナンシャルプランナー2級試験は学習範囲が広く、労働保険や社会保険、不動産といったさまざまな分野に触れることができるため、自分に合った分野を見つけることも可能。
キャリアアップを目指すなら社労士や税理士が視野に入ってくるほか、資産運用に興味があるなら証券アナリストとしても活躍でき、選択の幅が大きく広がります。合格率も比較的高いうえに、さまざまな業種で重宝される資格です。
5.簿記2級
資格概要 | 企業の経理事務として会計や財務を担当するために欠かせない資格で、企業経営を財務の観点から理解できるようになります。 |
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受験資格 | なし |
合格率 | 平均約23% |
想定年収 | 約350~600万円 |
仕事を続けていく以上、業界・業種を問わず使える資格です。簿記は実務に必要というだけでなく、お金に関する重要な知識を得られる資格。専門的な経理職以外でも営業や企画開発、生産管理、人事総務などの各分野でその知識を活用でき、仕事の幅を広げられます。
税理士へのキャリアアップにもつながりやすく、財務のスキルを上げてコンサルタントとして活躍することも可能です。
6.登録販売者
資格概要 | 主に鎮痛剤や風邪薬などの一般医薬品の販売をするのが仕事で、ドラッグストアや薬局で働く人が多いです。 |
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受験資格 | なし |
合格率 | 約43% |
想定年収 | 約300~400万円 |
就業場所は全国各地にあるので勤務先選びに困ることは少ないでしょう。登録販売者試験は誰でも受験可能なうえ有効期限などもなく、一生使える資格です。そのため結婚や育児、介護などで一度仕事を離れても、復職のハードルが低いといえるでしょう。
医薬品の知識を活かして、健康に関するコンサルタントとして独立することも可能です。
7.保健師
資格概要 | 保険指導や健康管理指導が主な仕事です。保健所や地域の機関、学校、企業など勤務先は多彩です。 |
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受験資格 | 看護師試験合格後に、指定された養成所で1年以上の学科を修了した者。大学の看護学科で必要科目を習得、または統合カリキュラムを採用している看護専門学校を卒業した者。 |
合格率 | 約89% |
想定年収 | 約300~550万円 |
産業保健師として企業で社員の健康管理にあたる、学校に勤務する、公務員として行政機関に勤めるなど、勤務先は行政機関から民間企業まで幅広く、多彩な働き方ができます。保健師は看護師に比べて離職率が低いというデータもあり、仕事環境がよく長期的に安定して働ける傾向があるといえるでしょう。
大企業などでは高待遇で募集しているケースも多く、ライフワークバランスも取りやすいと考えられます。
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「副業にピッタリ」小さく始めて徐々に稼げる資格7選
1.電験(電気主任技術者試験)二種~三種
資格概要 | 電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物を安全利用するために保安・管理する資格です。 |
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受験資格 | なし |
ビルメンテナンス業や発電事業では、電気主任技術者の確保が必要不可欠です。その需要は非常に高く、定年後も活躍されている方も大勢います。
さらに副業として個人で仕事を請け負うことができ、予備校で試験対策を教える講師として働くことも可能です。
2.運行管理者
資格概要 | 営業用自動車の安全運行を確保するための国家資格です。タクシー会社や運送会社など、一定の数以上の事業用自動車がある営業所では、運行管理者をおくことが義務付けられています。 |
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受験資格 | 講習実施機関で試験区分に応じた基礎講習を修了(受講予定の方は、試験日の前日までに修了)した者。あるいは、自動車運輸事業者(軽貨物運輸業を除く)または、特定第2種利用運送事業者の事業用自動車の運行管理に関する実務経験が1年以上の者。 |
資格手当を支給する企業が多いので収入アップにつながりやすい資格です。ドライバーの健康確認や運行指示などが主な仕事で、短時間のアルバイトを募集している企業も多いので、副業にも適しています。
資格手当を支給する企業が多く、収入アップにつながりやすい資格です。運送業界への転職を考える際には、一般ドライバーのほかに運行管理者や営業所の管理職なども視野に入ってくるため、選択幅が広がります。資格があることで、解雇の対象にもなりづらいはずです。
ドライバーの健康確認や運行指示などが主な仕事で、短時間のアルバイトを募集している企業も多く、副業にも適しています。
3.TOEIC・英検
資格概要 | 英語のコミュニケーション能力を証明できる試験です。英検は合否がありますが、TOEICはスコアで能力を証明できます。 |
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受験資格 | なし |
英語のコミュニケーション能力は、日本で働く限りすべての職種で有利です。外国との業務を増やすことも可能で、新たなビジネスとの出会いにも期待できます。
さらに通訳、翻訳、執筆など、英語のスキルを求められる仕事はたくさんあります。在宅で働けるうえに時給が高いなど、好条件の副業案件も多いのが特徴です。
4.インテリアコーディネーター
資格概要 | 空間デザイン、家具や照明などのコーディネートをするのが主な仕事です。 |
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受験資格 | なし |
資格があれば、お客様に安心感と信頼感を持ってもらえます。また就職の際にも有利に働き、特に書類選考段階で大きな力を発揮するはずです。さらに公益社団法人インテリア産業協会が主催するセミナーや展示会の情報を入手することができ、ネットワークの拡大にもつながります。
インテリアや内装のコーディネートの仕事は求人サイトで副業OKの募集も多く見られるようになり、休日を利用して在宅で働けます。
5.情報セキュリティマネジメント
資格概要 | 情報の安全を守るための資格で、外部からの脅威に対応できる人材として各企業からの需要が高い資格です。 |
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受験資格 | なし |
情報漏えいリスクが増し、データ流出が大きな損害を与えかねない現代では、情報セキュリティがますます重要になってくるといわれています。
すでに情報セキュリティのプロが重宝される時代に突入しているものの、試験資格を突破している人は少なく、名刺に「情報セキュリティマネジメント試験合格」という表記をすることで信用もアップします。就職や転職で重宝するほか、ITコンサルタントとして副業も可能です。
6.ケアマネージャー
資格概要 | 適切な介護サービスを提供できるように、介護プランの作成や関係者の連絡調整を行なう仕事です。 |
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受験資格 | 一定の職種で5年以上かつ900日以上の勤務実績が必要。 |
需要の高い資格で、ケアマネージャーを養成するための研修講師、介護施設での非常勤アルバイトなどの募集が数多存在します。ケアマネージャーは自分で勤務のスケジュールを組むこともでき、勤務時間の調整がしやすいというメリットがあります。
またケアプランの作成という専門業務があるため、給与も高めです。施設によっては資格手当があるところもあります。
7.管理業務主任者
資格概要 | 管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行うための国家資格で、主にマンション管理会社で勤務します。 |
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受験資格 | なし |
昨今では毎年20万戸の新築マンションが建設され、既存のマンンションの4戸に1戸は大規模な修繕が必要になってくるといわれています。こういった背景から、管理業務主任者の需要は日に日に高まっています。
副業として働く場合は実務経験が重要になってくるため、マンション管理会社で働いた経験があると有利です。豊富な経験があれば独立も十分に可能です。
取得最難関だけど高収入を目指せる資格
儲かる仕事の最高峰といえば、医者・弁護士・公認会計士・税理士・司法書士の資格が当てはまります。ただし、医者と弁護士は別格に難易度が高いので、がんばれば資格取得できるというものではありません。
公認会計士は企業の会計指導や税務および財務を監査するのが主な仕事で、平均年収は1,000万円弱が目安です。税理士は税務処理のプロとして税務の代理や各種書類の作成などを行います。平均年収は約600~700万円です。司法書士は訴訟の代理、不動産登記の代理、法律相談などが主な仕事で、平均年収は700万円弱が目安になります。
一発逆転を狙うなら!これから来る資格
AI技術の利活用が世界的に注目されるようになり、AI開発者の需要は高まる一方です。日本国内におけるAI開発者の平均年収は約650万円といわれていますが、AI開発に関わる人材の年収をアップしている企業も出てきました。
海外でもこの傾向は顕著で、アメリカでは新卒で2,000万円を超えたり、人材獲得のために6億円を超える年収を提示したりする企業もあるほどです。
将来的に需要が高まる業界だけに、日本国内でもさらなる年収アップが予想されます。もしかしたら、医者や弁護士を上回る年収を得られる時代が来るかもしれません。
進歩がめざましいAI技術の資格では、一般社団法人日本ディープラーニング協会による「G検定」と「E資格」があります。G検定はマネージャー向け、E資格はエンジニア向けです。2021年に実施された第3回G検定では7,399名が受験し、4,769名が合格。E資格は2021年の1年間で2,858名が受験し、2,196名が合格しました。
資格がなくても儲かる仕事はある!
会社側が提示する採用条件に合致する求職者が少なく、なおかつ高い生産性が求められる仕事というと、「資格が必要ではないか」と思われるかもしれません。しかし、資格がなくても儲かる仕事はありますので、ここではそのうちに3つを紹介していきます。
不動産営業
不動産営業の仕事に就くには宅地建物取引士の資格が必要だと考えてしまいがちですが、実は全員が資格を持っている必要はありません。宅地建物取引士の資格は、不動産会社の従事者5人につき1人が持っていれば問題ないのです。
不動産営業は営業職の中でもインセンティブが高い傾向があり、能力次第では売上を上げて高収入を得ることが可能です。不動産営業の平均年収は500万円超ですが、土地、戸建、マンションなど高額なものを扱うほど収入は上がっていき、年収2,000万以上稼ぐことも夢ではありません。
不動産業は、2019年までの5年で売上規模は25%、事業者数は37,000社増加しています。コロナの影響でオフィス需要が減った影響はあるものの、基本的には順調に伸びているマーケットといえるでしょう。高齢化がさらに進むことで、高齢者向け住宅のニーズも増えてきます。ニーズが変わっていく業種は変化を受け入れやすく、成長が止まることはないと考えられます。

コンサルタント
個人や企業にアドバイスをするコンサルタントも儲かる仕事です。たとえば経営コンサルタントの場合、月1回の打ち合わせと電話やメールなどを使ったフォローで1社につき月額20万円得ることができます。仮に10社クライアントがつけば、年商2,400万円も可能です。
しかも商品を仕入れる必要がないため在庫を抱えるリスクもなく、利益率が高いことも魅力的といえます。資格は必要ありませんが、クライアントの信頼が得られるような特別なスキルは必要です。
コンサルティング業界は、2014年から2020年まで穏やかな増加傾向にあります。特に働き方改革が重視されるようになった2019年には、労働時間の見直しや環境整備など、業務の効率化が求められました。最近では、コロナ禍、デジタル化、テレワークの導入など、新しいビジネスモデルのニーズが高まり、コンサルティング業界には追風という状況です。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、主にシステムの開発や設計をして作り上げたシステムの設計や運用などを行う仕事です。専門職なので資格が必要と思われがちですが、特別な資格がなくても技術を身につければ、システムエンジニアとして働くことができます。IT分野の成長によりシステムエンジニアの需要は高まり続けています。
ITの躍進は第4次産業革命とまでいわれ、ITと切り離した生活を送ることはもはや不可能です。最近ではAI、ビッグデータ処理、バーチャルリアリティーなどの技術の台頭、ECの売り上げ拡大、ECへのさらなる発展など話題も多く、当面システムエンジニアの仕事は減りそうにありません。
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儲かる資格を選ぶときのポイント

先に紹介したような仕事以外にも儲かる仕事はありますが、やみくもに探してもなかなか見つけることはできません。効率良く探すには、ポイントがあるのです。ここでは、儲かる仕事を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
人材の需要と供給
収入は人材の需要と供給のバランスによって決まります。たとえば、求人数に対して求職者が多いと年収は下がり、逆に求職者が少ないと年収は上がる傾向にあります。つまり、人材不足の仕事に就くと、高い収入を得ることができる可能性があるのです。
一部の人しか従事できないうえに求職者の少ない仕事の大半は、難しい資格やスキルが必要になります。しかし、中には簡単にできる仕事であっても、誰もやりたがらない仕事も少なくありません。そのように需要と供給のバランスを見つけることができれば、高収入を得られる仕事も期待できます。
ブルーオーシャン
儲かる仕事に就くには、ブルーオーシャンを探すことが大切です。ブルーオーシャンとは、競争率の低い市場や分野、業界を意味します。逆に競争率が高い場合は、レッドオーシャンといいます。
ブルーオーシャンにいる企業は、魅力がないから競争率が低いというわけではありません。ただ単に宣伝不足のために世間には知られていない優良企業も存在しているのです。そんなブルーオーシャンの優良企業を見つけ出すことができれば、高い収入を得ることが可能になります。
今後、儲かる市場
儲かる仕事を探すなら、時代にマッチした職業にも目を向けてみましょう。
今後の発展が見込まれる代表的な分野のひとつに挙げられる「IT業界」は、技術革新が著しい一方で従事者が足りていないといわれているため、需要の高い市場です。また、「インターネット広告業界」も、スマホやタブレットなどのIT端末の普及に伴い伸びている業界となっています。広告の媒体が紙からデジタル移行している背景もあり、今後さらに市場が大きくなる可能性が高いでしょう。
このほかに「介護業界」も超高齢化社会の日本国内において需要が高く、先細りが考えにくい業界です。中小企業庁が高齢者向けの介護施設の開業ノウハウを公開するなど、まだまだ事業者や従事者が足りていないことがうかがえます。さらに介護業界にもITサービスの導入が求められる昨今では、介護とITの両方に精通した人材が重宝されるでしょう。
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資格取得だけじゃない!“起業”で儲ける道もある
これまで儲かる仕事について紹介してきましたが、儲かる職種を選ぶことだけが高収入を得る方法ではありません。もし、自分自身にやりたいことがあるのであれば、思い切って起業するという方法もあります。起業は、経営を軌道に乗せるまでの過程で苦労が多いものの、企業に雇われることで得られる収入以上に儲けられる可能性もあります。
情報収集
起業して儲けたいのであれば、周囲にアンテナを張り巡らせて情報を収集することも大切です。地域で求められている業種や、新しいサービスや付加価値を提供できる仕事が見つかるかもしれません。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログやホームページを通して広告収入を得る仕事です。ブログやWebサイトにさまざまなコンテンツを掲載してアクセスを集め、訪問者がバナー広告をクリックしたり、商品を購入したりすると、アクセス数や購入金額に応じた広告収入が入ってきます。
アフィリエイトには資格は必要なく、副業として手軽に始めることができる仕事です。中にはアフィリエイト収入のみで年間数千万円を稼ぐ人もいます。アフェリエイト市場はインターネット広告の約18%を締め、市場規模は2017年の時点で2,580億円、2022年には4,091億円となると見込まれています。拡大傾向にある有望な市場だといえるでしょう。
不労所得
自分が働かなくても得られる収入のことを不労所得と呼びます。不労所得が得られるようになれば、効率良く儲けることが可能です。認知度の高い不労所得としては、不動産やマンションなどの家賃収入が挙げられます。
このほか、アフィリエイトもブログやホームページをいったん作って仕組み化しまえば、寝ている間にも広告収入を得ることができるでしょう。どんな人でも1日は24時間しかありません。自分が働ける時間や労力には限りがあるので、人よりも儲けるには不労所得が得られる仕組みをいかに作っておくことが重要になります。
資格で楽に儲けるのはムリ?なら独立も視野に入れてみよう
儲かる仕事ができる会社に就職・転職することで、高い収入を得ることができます。しかし、人に雇われて得られる収入には限度があるので、より高い収入を得るためには、知識や経験を活かして起業することも選択肢に上がります。フランチャイズ経営のように、いわゆる「半起業」も注目しておきたい独立開業の方法です。いまのうちから、独立開業することも視野に入れて、起業に必要な知識や経験が得られる職業を選択してみてはいかがでしょうか。
個人事業主や副業としての起業もおすすめ
起業をするといっても、いきなり会社を辞めて自ら会社を立ち上げるのはリスクが高く、不安を感じる人もいるでしょう。特に家族がいる人は、反対される可能性も捨てきれません。
そこで、起業によるリスクを減らすために「まずは副業から始める」という手もあります。つまり、会社員としての収入を得ながら、休みの日やスキマ時間に自分のやりたい仕事をするのです。副業の収入が安定して軌道に乗ってくれば、会社を辞めてメインのビジネスへとシフトできます。もし副業の段階で失敗したとしても、会社員としての本業の収入は確保しているため、生活が脅かされることはありません。
また、会社を辞めて事業を立ち上げるにしても、法人は設立費用が掛かってしまうので、最初は費用のかからない個人事業主から始めるといった方法もあります。個人事業主としてスタートしてビジネスがうまくいけば、後に法人化することも可能です。
ただし、個人事業主といえども起業する以上は経営手腕が問われます。事業を続けていくためには、相応のノウハウも必要でしょう。その点、フランチャイズなら経営や運営の方法を学ぶことができます。フランチャイズ本部のサポートを受けながら経営ノウハウを蓄積していけるので、未経験からリスクを抑えつつ起業したい人にもおすすめです。
儲かる資格についてのよくある質問
自分に適した資格がわかりません
資格取得をサポートする企業では、性格診断からおすすめの資格を紹介するサービスがあり、自分に向いている資格を知るのに役立ちます。 また、現在の仕事に役立つ資格を取得するのか、それともまったく異業種の資格を目指すのかという観点から考えてみるのもひとつの方法です。現在働いている業界の将来性が低いのであれば、異業種への転職を視野に入れつつ、必要な資格を絞り込んでみるといいでしょう。人気ランキングで上位の資格や受験者数の多い資格は、万人に向いている資格ともいえるので、そういった基準で選ぶこともできます。
通信講座でも資格取得に役立ちますか?
もちろん通信講座でも資格取得に役立ちます。ただし実際に資格を取得できるかどうかは、すべて自分しだいです。通信講座の場合、計画的に勉強できるかどうか、勉強時間が確保できるかがカギとなるでしょう。自己管理が苦手な人にはあまり向いていません。受講する際は、学費のサポートを受けられる国の教育訓練給付制度などを上手に活用しましょう。
儲かるより、一生役立つ資格はありますか?
一生ものの資格にはさまざまなものがありますが、「日本語教師」であれば年齢を重ねても働けます。留学生や外国労働者の増加にともない、継続的な需要が見込まれる職業です。外国人との出会いから刺激を受けられるのも魅力だといえるでしょう。
また「簿記」も一生ものの資格のひとつ。1級は難易度が高いものの、2級や3級は現実的に取得可能なうえに実務にも役立ちます。特に2級は、企業の財務担当者に必須といえる資格であり、履歴書に記載すれば高く評価されます。他人と差をつけるなら、ぜひ2級に挑戦してみてください。