【徹底比較】居酒屋フランチャイズ人気ランキングTOP10【2024年最新】

フランチャイズWEBリポート編集部 |2024年08月07日 公開 (2024年09月22日 最終更新)
居酒屋FC人気ランキング!収入や加盟費用・成功のコツも紹介!

居酒屋で独立開業なら、知名度やブランド力を活用できるフランチャイズでの開業も選択肢の一つです。そこでこの記事では、居酒屋のフランチャイズに関する情報をまとめ、ブランドごとの特徴などを紹介します。
さらに、必要となる開業資金や、オーナーの年収、フランチャイズで開業するメリットとデメリットについても解説しますので、これから居酒屋の開業を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

居酒屋フランチャイズランキング【TOP10】

順位 ブランド名 FC開始年 自己資金目安
1位 SABAR(サバー) - 600万円以上
2位 しろくまストア 2024年7月 250万円以上
3位 TGIフライデーズ 2024年3月 9000万円以上
4位 bar moonwalk 2018年5月 300万円以上
5位 ぶたもん〜豚の文句は俺に言え〜 2022年 347万円以上
6位 浜焼太郎 2008年7月 250万円以上
7位 SPAIN Bar Refrain - 2500万円以上
8位 厚岸水産 - 300万円以上
9位 居酒屋革命 酔っ手羽 2022年6月 320万円以上
10位 喜久や - 2818万円以上

【第1位】SABAR(サバー)

SABARは、他では出会えない「とろさば」に出会える鯖(サバ)料理専門店。鯖に特化しこだわることで、他店と差別化し二等立地でも集客可能です。FC展開は飲食店300店を手掛ける株式会社コズミックダイナーとタッグを組みパッケージ化。鯖のプロと飲食のプロが手を組んだ注目のビジネスです。

【第2位】しろくまストア

しろくまストアは、人気居酒屋「ミライザカ」「鳥メロ」などを手掛ける外食大手ワタミの大衆酒場です。ワタミの開発力やノウハウを活用し、生ビール198円・名物てっぺん串98円(税抜)など豊富で低価格なメニューを提供。毎日酔える、でも〝ちゃんとしてる〟大衆酒場として高い集客力を誇ります。

【第3位】TGIフライデーズ

TGIフライデーズは、1965年にマンハッタンで誕生し、いまや世界55カ国・850店超のアメリカンダイニングバーです。他ではできない体験が世界を魅了。日本は「ワタミ」が本部となり本格展開!月商2000万円超も狙え、世界基準のノウハウとワタミのノウハウが融合したFCは業態転換にも。

【第4位】bar moonwalk

1999年に京都・四条木屋町に1号店がオープンして以来、全国主要都市に24店舗を展開。各店ごとに個性がきわ立つスタイルで、「リーズナブルにバーを利用できる」「どの店に行っても、全く違った雰囲気が楽しめる」と、バーに通いなれない若い方や外国人を中心に、リピーターが続出しています。

【第5位】ぶたもん〜豚の文句は俺に言え〜

ぶたもんは、(株)footコーポレーションが本部の「やきとん」専門店フランチャイズ。本部は、大阪を中心に〇〇(地域名)酒場という屋号で直営店展開しています。「やきとん」専門店は競合が少なく、差別化が可能。約20日のOJT研修もあるので、未経験でも地元で愛されるお店を開業できます。

【第6位】浜焼太郎

浜焼太郎は、全国100店舗超の海鮮居酒屋フランチャイズです。お客様に焼いていただくセルフクック式なので調理人は不要。オーナー不在でも、スタッフ1〜3人で運営できるオペレーションなので、副業・兼業としても開業できます。自己資金250万円から。投資回収は2年も狙えるビジネスです。

【第7位】SPAIN Bar Refrain

SPAIN Bar Refrainは、近年人気のスペインバルです。既に市民権を得ており、市場は安定し成長しています。同業態で全国チェーンとして確立した地位を築いている競合他社は少ないのが特長です。オーナーのリスク軽減のため、低原価率や店長出向システムなどを構築しています。

【第8位】厚岸水産

厚岸水産の最大の特徴は、25名の漁師と直接取り引きする極上の牡蠣や魚。年中生食できる北海道・厚岸の牡蠣。市場には流通しにくい対馬の魚たち。美味しく希少価値が高い食材だからこそ、お客様を呼ぶことができます。個人開業や、大手チェーンでは仕入れ不可能な極上食材で差別化を実現。

【第9位】居酒屋革命 酔っ手羽

「酔っ⼿⽻」は、コロナ禍中でも90%の店舗が年間黒字を記録し、月商1000万円超、営業利益400万円超の実績もある総合居酒屋。名物の手羽先と、地域に合わせたお店作り、オモシロ企画が特徴です。アフターコロナでさらに期待できるビジネスかつ、低投資なので法人はもちろん、個人の独立にも。

【第10位】喜久や

日本で昔から親しまれている立呑み。喜久やは、従来の立呑み居酒屋にある「汚い」「おじさん」というイメージを一新。女性同士や欧米人にも来ていただける清楚で洗練された空間を用意。商品は、国民だけでなく世界中で愛される天麩羅。高級感のある天麩羅を気軽に安く提供し差別化を実現しています。

居酒屋のフランチャイズ開業資金は?

フランチャイズで居酒屋の開業を考えている方にとって、開業資金がどのくらい必要なのかは気になるポイントではないでしょうか。以下では、フランチャイズの居酒屋の開業に必要な資金について解説します。

初期費用

開業資金の中でも大きな割合を占めるのが、開業に必要な初期費用です。加盟金や保証金をはじめ、物件費用や内装工事費のほか、設備費用や備品購入なども含まれます。初期費用の相場は、一般的に約1,000万程度と言われていますが、居抜き物件を利用することで、初期費用を抑えることができます。

運転資金

開業資金として初期費用の他に必要なのが、運転資金です。人件費や家賃のほか、光熱費などの費用を、半年分程度用意しておくとよいでしょう。また、開業初期はちらしのポスティングやWeb広告などが集客に大きく影響するため、広告宣伝費も必要になります。

居酒屋のフランチャイズって儲かる?

以下では、居酒屋のフランチャイズが実際にどのくらい利益を上げられるかについて紹介します。

居酒屋フランチャイズオーナーの年収

ウェブリポで掲載している居酒屋ブランドの収支シミュレーションでは、月間の営業利益は約100万~200万円ほどです。年収にすると約1,200万となります。ただし、金額はあくまでも目安であり、より多くの収入を得ているフランチャイズオーナーもいます。

収入を上げていくためには?

現在の外食市場は、コロナ禍で落ち込んだ需要が回復傾向にあります。競合との差別化がしっかりと図れていることはもちろん、家族連れなど幅広い客層を取り込んだり、インバウンド需要を掴んでいる店が成功しやすいと言えるでしょう。また、利益が少ない場合でも、複数店舗をうまく運営できれば、収入を上げていくことも可能です。

また、特に開業初期に頭に入れておきたいのが、フランチャイズに加盟したから成功するわけではない、ということです。本部からのサポートを最大限利用しながら、経営者としての努力を続けることも必要になります。

居酒屋をフランチャイズで開業するメリット

居酒屋を個人で独立開業するのと比較して、フランチャイズでの開業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下では、居酒屋をフランチャイズで開業するメリットについて紹介します。

メニュー開発が不要

居酒屋をフランチャイズで開業するメリットの一つに、フランチャイズ本部がメニューを開発してくれることが挙げられます。既に売れている商品を提供できるため、メニューを考える手間やコストを削減でき、経営に集中できます。

コストをカットできる仕組みがある

フランチャイズの場合、仕入れなどにかかるコストを抑えることができる場合があります。たとえば、フランチャイズ本部が材料を一括で大量に仕入れている場合、相場よりも安い価格で手に入れられます。割安で仕入れられるだけなく、安定した仕入れ先を確保できることもメリットと言えるでしょう。

また、材料がセントラルキッチンから供給される場合は、カット済みであったり、調味料に漬け込まれていたりと、仕込みが済んだ状態で納品することで現場でのオペレーションを簡易にし、人件費を抑えられるような仕組みを構築していることも、フランチャイズのメリットです。

ブランドの知名度や、実績を利用できる

フランチャイズで居酒屋を開業する場合、ブランドの知名度や、実績を利用できることもメリットの一つです。とくに全国展開しているチェーン店であれば、知名度も高く、各地での成功例のノウハウを多く持っています。料理のメニューだけでなく、仕込みや調理の方法、接客や集客の方法、店舗の運営方法などのノウハウを開店当初から手に入れられるため、効率的に高品質のサービスを提供できます。

また、知名度のあるフランチャイズであれば、近所に開店したというだけでも、足を運んでもらえる可能性もあります。飲食業界が未経験で参入する場合でも、安定した経営を行ないやすいといえるでしょう。

そのほか

居酒屋をフランチャイズで開業するそのほかのメリットとして、立地や商圏調査、物件選びに関するサポートがあることが挙げられます。希望する立地や物件に集客の見込みがあるかを調べてもらえるため、より低リスクで開業できます。

また、WEBやSNSでの広告、販促物の提供などのサポートが受けられるため、より効果的な集客施策ができることも、フランチャイズで居酒屋を開業するメリットの一つです。

居酒屋をフランチャイズで開業するデメリット

フランチャイズから居酒屋を開業するメリットにはさまざまなものがありましたが、デメリットがあることも把握しておく必要があります。以下では、居酒屋をフランチャイズで開業するデメリットについて紹介します。

自分の理想とする店を作りたい人には合わない

居酒屋をフランチャイズで開業した場合、オーナーが自由にメニューを開発したり、店内のレイアウトを決めたりすることはできないことがほとんどです。というのも、フランチャイズ本部はブランドのイメージや提供するサービスのクオリティを保つために、メニューだけでなく使用する材料や調理器具などを指定していることも珍しくありません。

ただし、一部のフランチャイズでは、客層や地域の特性に合わせたオリジナルメニューの提供や、価格の変更を許可している場合もあります。

ロイヤリティを支払う必要がある

フランチャイズで居酒屋を開業した場合、本部のブランドを使用や、研修などのサポート提供の対価として、月額のロイヤリティを支払う必要があります。飲食業界の経験が豊富な方にとっては、ロイヤリティを支払ってまでサポートを受ける必要はないと感じる可能性もあるでしょう。

また、金額がサポートと見合っていないと感じる場合もあるため、さまざまなフランチャイズでロイヤリティやサポート内容を比較しておくとよいでしょう。

他店の影響を受けやすい

フランチャイズの他店舗やフランチャイズ本部が不祥事を起こした場合、イメージダウンなどの影響を受けやすい点もデメリットといえます。異物混入や食中毒などの問題はもちろん、接客の悪さなどもやり玉にあがりやすいため、そのような問題が他店舗で起こった場合、自分の店舗で気を付けていた場合でもイメージが悪くなってしまいます。

また、SNSでのいわゆる「炎上」も、集客や売り上げが下がってしまう原因の一つです。そのため、フランチャイズを選ぶ際には、各店舗への指導や管理体制がしっかりしているかを確認するようにしましょう。

居酒屋のフランチャイズで成功するためには?

以下では、実際に居酒屋をフランチャイズから開業する場合に、成功するためにはどのようなポイントに気を付けるべきなのかについて紹介します。

他にはない強みのあるフランチャイズ本部を選ぶ

フランチャイズを選ぶ際には、他店と比較した際に強みがあるブランドを選ぶことが大切です。居酒屋はとくに競合が多い業態であるため、競合との差別化をしっかりと図る必要があります。例としては、特定の食材をメインで取り扱うなど、専門性がある店舗にすると差別化がしやすくなります。

また、差別化によって「あのメニューがあるからあの店に行こう」という目的来店の集客がしやすくなり、売り上げの安定にもつながります。

実績のあるフランチャイズ本部を選ぶ

多くの出店実績があるフランチャイズ本部は、豊富なデータに基づいた分析や、売り上げのシミュレーションを詳細に行なうことができます。そのため、実績のあるフランチャイズ本部から居酒屋を開業することで、リスクを避けた出店がしやすくなるといえるでしょう

また、実績が豊富であるということは、その分知名度も高い傾向にあります。フランチャイズブランドの知名度を活かすことができれば、早期の安定経営が期待できるでしょう。

サポートが充実しているフランチャイズ本部を選ぶ

フランチャイズ本部が行なっているサポートには、さまざまな種類があります。具体的な例は以下の通りです。

●立地調査
●物件紹介
●集客・広告支援
●採用に関する支援
●研修の実施

サポートの内容は本部によってそれぞれ異なるため、サポートしてもらえる内容と自分の経験と照らし合わせ、必要なサポートが充実しているフランチャイズ本部を選ぶことで、フランチャイズオーナーとして成功できる可能性が高くなります。

すでに開業しているオーナーの話を聞く

フランチャイズ本部を選ぶ際には、さまざまなフランチャイズの加盟資料を比較するほかにも、すでに居酒屋を開業しているオーナーから直接話を聞くこともおすすめです。本部によっては、既存店舗のオーナーと直接話せる機会を用意していることもあるため、実際のオーナーの声を聞いてフランチャイズ本部やブランドの強みを判断することで、失敗しないフランチャイズ先を選べる可能性が高くなります。

ウェブリポにて掲載している居酒屋フランチャイズ【とり鉄】では、既存オーナーから話を聞くことができる場が設けられています。詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

居酒屋FC人気ランキング!収入や加盟費用・成功のコツも紹介!

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