レイ・クロック
（レイクロック）

日本人で「マクドナルド」の名前を知らない人はいないでしょうが、その「マクドナルド」を世界中に広めた人物の名前”レイ・クロック”をご存じの方は少ないようです。
アメリカでは自動車王ヘンリー・フォードやマイクロソフト帝国を築いたビル・ゲイツと並び称されるベンチャースピリッツに溢れた人物ということでレイ・クロックは有名です。
彼こそは「マクドナルド」を世界中に広めた人間ですがマクドナルドハンバーガーとの出会いは遅く、レイ・クロック52才の時でした。
兄弟が運営するハンバーガーショップの噂を聞きつけて、マクドナルド兄弟の店を訪ねたのがその始まりでした。 彼はその場でマクドナルドハンバーガーの将来性を見いだし、フランチャイズの独占契約を結んだのです。
高校を中退し紙コップとミキサーのセールスマンだったレイ・クロックが決断したのは52才。 以後、世界中どこで食べても同じ味のハンバーガーを宣伝文句に、厳しい品質基準で業界のリーディングカンパニーとなりました。 1970年には日本に進出。 日本の食生活を激変させたのはご存じの通りです。