個性的なフランチャイズならナポリタン専門店のパンチョ!収益モデルやビジネス戦力を紹介

フランチャイズWEBリポート編集部 |2022年01月11日 公開 (2022年02月15日 最終更新)
ナポリタン専門店のパンチョ フランチャイズ

ナポリタン専門店として、近年急成長を見せている「スパゲッティーのパンチョ」。熱烈なファンが多いブランドで、ナポリタン専門店という特異性から個性的なフランチャイズといえるでしょう。

そこで今回は、パンチャがなぜこれほどの人気を獲得できているのか、そのビジネス戦略の裏側や、近年力を入れているフランチャイズの加盟開発について、詳しく解説します。

パンチョのビジネス戦略

フランチャイズ ナポリタン専門店 スパゲッティーのパンチョ

ナポリタン専門店として老若男女から絶大な支持を集める「スパゲッティーのパンチョ」。パンチョがこれほどまでの人気を獲得した理由の一つにあるのが、その独自性のあるビジネス戦略にあります。

パスタやスパゲッティーは、今や食べたことがない人はいないと言っても過言ではない料理の一つ。しかしその中でも、日本で生まれ独自の文化として発展したナポリタンは、ある種特殊な立ち位置とも言えます。

そして、このナポリタンを看板料理として掲げ、ユーザーの心を鷲掴みすることに成功したのが、スパゲッティーのパンチョなのです。多くの人が昔から親しみ、しかし時代の流れと共に少しずつ失われていったナポリタンの味。それを再び復興させるという、シンプルながらも誰も挑戦しなかった試みにチャレンジしたその先進性こそ、パンチョの躍進の原動力と言えるでしょう。

その結果、パンチョは30~50代の昭和世代を中心にコアなファンを獲得。全国に「ナポリスト」と呼ばれる、パンチョのヘビーユーザーが現れるほどの存在へと成長しました。

3年以内に30店舗目指して出店強化中

スパゲッティーのパンチョ フランチャイズ 店舗拡大中

2021年1月時点で、スパゲッティーのパンチョは全国都心部を中心に23店舗を出店。しかし、その勢いは留まるところを知らず、2024年以内に直営含み30店舗を目指して、「ナポリタンのれん会」と称したフランチャイズの加盟開発を強化しています。

直営店の責任者自らが、フランチャイズに興味を持っている企業を探し、パンチョの魅力を伝え、条件のすり合わせを行ない、さらには物件探しやスタッフトレーニングも行なうという熱の入れよう。待ちの姿勢ではなく、自らが積極的に動きながら加盟開発を進める辺りに、パンチョの本気さを感じていただけるのではないでしょうか。

これだけ勢いのあるお店で、かつ本部が本気を出している今そこ、パンチョのフランチャイズに加盟する絶好のチャンスと言っても過言ではありません。

調理未経験でも開業できるパンチョ

スパゲッティーのパンチョ 調理未経験でも加盟可能

パンチョの勢いやフランチャイズ展開への本気さを知る一方で、飲食店という専門的な分野に挑戦することに不安を感じている方も多いと思います。しかしパンチョには、そうした不安を解消できる要素が数多くあります。

パンチョの強み1:専門店ならではのメニュー数の少なさ

パンチョはあくまでもナポリタン専門店。そのため、メニュー数が少なく、難しい調理を必要とするものもありません。だからこそ、飲食未経験の人でも気軽に始めることが可能。また調理に意識を割かれにくいため、接客や今後の戦略に集中できるのもポイントです。

パンチョの強み2:最小6坪からの小スペース開業可

飲食店の経営で大きな課題となるのが、どのような物件を確保するかということでしょう。小さすぎる店舗では客数を伸ばすことは難しく、逆に広すぎても、管理や土地探しが困難になってしまうという課題があります。

しかしパンチョは回転率が非常に良いため、小さい店舗でも十分に売り上げを伸ばすことが可能で、最小6坪から運営できます。もちろん、ロードサイド立地の広い店舗でも、全国にコアなファンが多数いるため、十分に満席を狙えます。どのような立地でも、高い効果が期待できるという点は、まさにパンチョならではの利点です。

パンチョの強み3:テイクアウトにも対応

近年のコロナ禍で、日本中の飲食店が多大なダメージを受けたことは記憶に新しいと思います。しかしパンチョのメニューは、スパゲッティーというシンプルな料理であるため、イートインはもちろんテイクアウトにも対応可能。

そのため、例えコロナ禍でイートインに制限が掛かってしまったとしても、大きなダメージとなることがありません。むしろ、他の店舗が厳しい状況になればなるほど、よりお客様からのニーズが高まるお店と言っても過言ではないのです。

パンチョの強み4:本部によるSNS発信も有力

前述した通り、現在パンチョは積極的に店舗開発を行なっているため、本部のサポートも充実しています。特に、ファン層に向けたSNS発信は強力で、新規オープン初日から行列ができるケースも少なくありません。

オーナーとして店舗をアピールしつつ、本部からも強力なバックアップが受けられるため、より多くの人にパンチョを知ってもらい、来店してもらうことができるのです。

パンチョの収益モデルとフランチャイズの魅力

ここでは、パンチョのフランチャイズに加盟した場合の標準投資モデルと標準収益モデルを紹介しましょう。

標準投資モデル

項目 金額 備考
加盟金 300万円 2店舗目は200万円
保証金 100万円
建築工事費 1200万円 内装、厨房設備費
設計監修費 50万円
研修費 25万円
設備費 130万円 券売機、システム設定など
その他経費 150万円 開業費、消耗品費など
合計 1950万円

※物件取得費用は含まない

標準収益モデル

項目 金額 備考
売上高 500万円 都市郊外のモデル
原価(35%) 175万円
人件費(25%) 125万円 社員1名+パート・アルバイトの場合
家賃(9%) 45万円
ロイヤリティ(3%) 15万円
水光熱費(4%) 20万円 直営店の平均値
その他費用(5%) 25万円
営業利益(20%) 100万円 償却前

直営店の実績を元にした収益モデルのため、必ずこの実績を保証できるというわけではありませんが、営業利益は20%程度を見込めるビジネスとなっています。順調にいけば、初期投資を2年程度で回収することができるでしょう。

また、既存の店舗をパンチョにリニューアルし、月商を大きく伸ばしたケースも豊富にあります。その実績を紹介します。

商店街のラーメン店(10坪)のケース

■月商  :250万円→400万円
■原価率 :38%→31%
■改装費用:500万円
■投資回収:10か月

ロードサイドのラーメン店(40坪)のケース

月商:350万円→600万円

これだけの実績をあげられているのは、何と言っても老若男女に愛されるナポリタン専門店であるという強みがあるからでしょう。また、自社店舗展開のノウハウが豊富なので、坪単価平均売上45万円の実現を目指すことができ、投資回収をスピーディに行なえるというメリットもあります。時代を超えて愛されるメニューとして、創業10年を経過しても行列が絶えない店舗が多く存在するのも、この事業の強さを表しています。

パンチョの平均原価率は32%、平均人件費率が28%となっており、FL比率を60%以内に収めやすいビジネスとなっています。そして、厨房などに使用する機材は指定がないため、既存の飲食店から鞍替えする際に、全てを入れ替える必要がありません。初期投資をできる限り安く抑えることが可能になっています。街中のビルイン型店舗から郊外のロードサイド型店舗まで、幅広く出店できる柔軟性の高さも魅力と言えるでしょう。

パンチョのフランチャイズで人気店を運営しよう

スパゲッティーのパンチョ 人気店を運営しよう

男女問わず熱心なファンが多く存在するスパゲッティーのパンチョ。未経験でもチャレンジしやすい事業内容なので、人気の飲食店を運営したいという方にはうってつけのフランチャイズです。

特に現在、パンチョはフランチャイズ加盟者を積極的に募集しており、店舗展開に力を入れているタイミングとなっています。ビジネスとしても絶好調のパンチョのフランチャイズに加盟するなら、今がねらい目です。


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