いま、ハンバーグビジネスが熱い!?フランチャイズ加盟や人気について調査しました

飲食業界ではこれまで、韓国系スイーツや唐揚げなど、さまざまなものがブームになりました。そして2023年現在、新たにブームになりつつあるのがハンバーグです。「ハンバーグ丼」「進化系ハンバーグ」「ハンバーグオンザライス」などはメディアでも取り上げられており、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ハンバーグに関するビジネス特集」としてハンバーグビジネスの動向や、ハンバーグ店のフランチャイズについて解説します。飲食業界のトレンドを知りたい方は、ぜひご一読ください!
ハンバーグビジネスの現状と市場性

まずはハンバーグビジネスの業態や市場性について解説します。
ハンバーグビジネスの市場性
総務省の家計調査によると、2人以上世帯における1世帯あたりのハンバーグの消費支出額は、2010年以降から消費支出と消費支出トレンドの両方が右肩上がりになっています。とくに2011年1月と2023年1月を比較すると、4倍程度に成長しました。
近年は家庭調理や外食以外にも「冷食」としてもハンバーグはメジャーになりました。チルド食品の技術が高まったことから、以前より手軽に本格的な味を楽しめるようになり、市場成長にもつながったと考えられます。
ハンバーグはなぜブームになった?
ハンバーグはひき肉を使うことで1枚肉のステーキに比べ柔らかい食感になるため、嚙む力が弱い子供や高齢者でも食べやすく、幅広い世帯から愛されている食事メニューです。また、冷めてもおいしく、大きさも自由に作ることもできるのでお弁当のおかずとしても使える利便性の高さも人気の理由でしょう。
2022年から23年にかけて起こっているハンバーグブームは実は4度目とされており、その始まりは2009年ごろからの「進化系ハンバーグ」が人気の火付け役ではないかといわれています。進化系ハンバーグは上質な肉を使ったり炭火焼をしたりするなど、特別感のある工夫がされています。
ハンバーグビジネスに参入するメリット

具体的にハンバーグビジネスを始めるメリットには下記のようなものがあります。
顧客層が広く、安定した需要が見込める
先にもご紹介したように、ハンバーグはひき肉を使用していることで噛む力が弱くても食べやすいという特徴があります。
ハンバーグは1960年代から日本に普及し、家庭料理やファミレスでの人気メニューとして親しまれるようになりました。近年では、「進化系ハンバーグ」といった新しいスタイルや、コンビニ・冷凍食品での高級路線ハンバーグなど、商品として大きな広がりを見せています。昔から変わらず子供から大人まで人気があり、幅広い層が顧客になりうるため、安定した需要が期待できるでしょう。
調理方法がシンプル
飲食店では一般的に、さまざまな料理の調理方法を覚えなくてはなりません。豊富なメニューを取り扱う場合、顧客の希望するメニューを提供しやすいメリットがある一方で、さまざまなレシピや料理手順を覚えることになるほか、食材なども多く必要になります。
ハンバーグは基本的に調理工程が少ないため覚えやすく、あまり料理経験がない人でも比較的簡単に作れることがメリットです。
工夫次第で豊富な種類のメニューにも対応できる
調理が簡単なハンバーグですが、タレやトッピングを変えるだけで新しいメニューを作ることができます。提供スタイルも定食系だけでなく丼ものにするだけでも差別化になります。
そのため少ない材料でさまざまなメニューの提供もしやすく、食材ロスのリスクも下げやすいところがメリットです。
ハンバーグビジネスへの参入はフランチャイズで!

続いてハンバーグビジネスにフランチャイズで参入するメリットをご紹介します。
経営ノウハウを学ぶことができる
初めて店舗経営をする場合、自分だけではトラブルの対応や問題点の改善が難しいかもしれません。しかし、フランチャイズなら本部にトラブルの対応や相談をすることができ、初めて経営をする人でも安心して開業することができます。
また、今後独立を考えている場合にも、経営ノウハウを学ぶ期間として役立ちます。
食材などの調達がしやすい
メディアやSNSで話題になるお店は、食材へのこだわりや、コストパフォーマンスの良さなどでも評価されています。個人で経営する場合、自分で食材の仕入れ先を探し、さらに原価を抑えていくことも考えなければなりません。
フランチャイズなら提供する商品の規格が統一されており、食材についても本部が仕入れ先を選定している場合が多くあります。自分で仕入れ先を探す必要がない上、大ロットでの仕入れになることで原価を抑えられるなど、フランチャイズならではのメリットがあります。加えて商品開発も本部が行なってくれるため、店舗の営業に専念することができます。
研修などが充実している
初めて飲食業界に携わる場合、調理経験について不安がある人もいるでしょう。
しかし、フランチャイズでは初めての経営でも安心して開業できるよう、開業前に研修制度が設けられています。研修では調理だけでなく経営や接客など幅広い内容が設けられているので、飲食業界未経験者でも開業しやすいでしょう。
知名度が高い
フランチャイズ展開している飲食店はすでに開業しており、実績があるため、個人経営をするよりも最初から知名度があるところもメリットです。とくに広告や宣伝に力を入れているブランドであれば、自然と集客につながるでしょう。
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フランチャイズで開業するハンバーグ業態

具体的にどのハンバーグブランドでフランチャイズ加盟できるのかをこちらでご紹介します。
とろけるハンバーグ福よし
第4次ハンバーグブームと言わるなか、味に敏感な消費者も納得させる、元祖育てる系ハンバーグ(お客様自身で焼くスタイル)それが、「とろけるハンバーグ福よし」です。直営店25年以上、地元で愛されているハンバーグレストランがFC募集開始。調理人不要で開業でき、投資回収2年以内も狙えます。
HAMBURG LOBO(ハンバーグラボ)
100%京都ポークを使用したハンバーグを提供しているハンバーグの専門店です。ライセンス契約となるため、店名や制服などは自由。セントラルキッチンから、ハンバーグのミンチとオリジナルソースが店舗に届くため、調理が簡単で職人不要なうえ、調理器具などの大規模な設備投資が必要ありません。
ストーンバーグ
石焼ハンバーグを主力にしたカジュアルなレストランです。柔らかな食感が特徴で老若男女を問わず幅広い層に人気。顧客がハンバーグを自分好みの焼き加減まで焼けたり、ウッディーな雰囲気の漂う店内など、体験と見た目からこだわってお客さまを飽きさせない工夫がされています。
ミスター・バーク
西日本エリアを中心に全国でFC展開を進めているステーキ&ハンバーグ専門店です。加工肉としては日本一のシェアを誇る「健康バークビーフ」を使用しており、軟らかくて美味しく、ヘルシーな仕上がりが特徴。
小型店舗なので開業しやすいにも関わらず、1店舗の月平均来客数は4,500人以上を誇ります。
札幌牛亭
創業41年の実績を持つ、札幌生まれのライセンスブランドです。つなぎなし・不要な下味なしの牛肉を100%使用しており、厳選した素材を丁寧に挽いた、牛肉本来の美味しさを味わえます。札ハンバーグは焼き時間が短いため、高回転で安定した収益性を狙えます。
肉のはせ川
国産米「あきたこまち」をおかわり自由で提供するハンバーグレストランです。牛肉100%のハンバーグがメインメニューで、安くてボリューミーな点が多くの人に人気となっています。独自の仕入れルート・メニュー開発力・物件情報ルートなどのノウハウを持ち、加盟店を手厚くサポートします。
トレンドのハンバーグビジネスもフランチャイズ加盟なら開業しやすい

飲食業界のトレンドは移り変わりが激しいものの、ハンバーグは国民食でもあるので、ブーム以降も安定した集客が期待できます。個人で経営する場合、商品開発や仕入れ先の選定といった部分も自分で考えていく必要があります。
しかし、業務内容や商品がパッケージ化されたフランチャイズであれば、初めて飲食業界に携わる人でも安心して参入できるのではないでしょうか。
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