空前の大ブーム!?出店数拡大中のゴンチャのフランチャイズとは

最近はアジア諸国の食や文化がブームになっており、特に日本の近隣にある韓国や台湾に関連する話題が毎日のように取り上げられています。皆さんのなかでも、アジアグルメを口にしたことがある方は多いのではないでしょうか。ここ数年でブームになったタピオカは、徐々に規模は縮小しつつありますが現在も人気が高いブランドがあります。
今回は台湾スイーツとして話題になり、現在も人気があるゴンチャについてご紹介します。
ゴンチャとは

まずはゴンチャがどのようなブランドかをご紹介します。
ゴンチャの会社概要
ゴンチャは台湾発のアジアンティーを提供するカフェを展開しており、日本では株式会社ゴンチャジャパンが運営しています。
ゴンチャの本拠地は台湾の高雄市で、2006年、呉振華によって創業されました。漢字でゴンチャは「貢茶」と書き、唐時代の中国で皇帝に最高品質の茶を献上していたことが名前の由来となっています。
本社の貢茶國際股份有限公司は2017年1月、韓国法人であるゴンチャコリアが買収後、さらに2019年8月にアメリカの投資会社TAアソシエイツの傘下に入りました。TAアソシエイツは2022年5月現在も継続して戦略的投資を行なっています。
ゴンチャの特徴
ゴンチャは元々アジアンティー専門のカフェだったので、日本でも初期はドリンクメニューのみの提供でした。しかし、最近はフードメニューの提供も行なわれています。
ゴンチャで提供されるドリンクメニューでは上質な台湾茶葉が使われています。台湾茶葉は発酵の段階によって6つのレベルに分類されており、ゴンチャではベースとして3種類の茶葉を使い分けています。
提供しているドリンクメニューは甘さや氷の量、トッピングなどさまざまなカスタマイズができ、自分好みのドリンクにすることができます。そのため特にタピオカブームの際はタピオカ入りのトッピングを多くの人が選んでおり、ブームの後押しにもなりました。
ゴンチャの店舗数
ゴンチャは全世界で1,700店舗以上とグローバルに展開しています。
日本では東京都を中心に展開しており、関東地方に60店舗、北海道・東北に6店舗、中部に16店舗、近畿に18店舗、中国に3店舗、九州・沖縄に19店舗の合計122店舗あります。四国エリアには記事執筆時点(2022年5月)では出店していないものの、今後新たに出店する可能性は十分にあるでしょう。
海外ではアジア諸国以外にアメリカやヨーロッパ、オセアニアなど日本を含めて19か国で展開しており、メニューも国によってコーヒーの提供やフードメニューの種類が異なるなど、地域に合わせたブランド展開を行なっています。
ゴンチャのフランチャイズ

ゴンチャは直営店以外にフランチャイズ展開もしています。こちらではゴンチャのフランチャイズについてご紹介します。
ゴンチャのフランチャイズ概要
対象 | 法人・個人どちらでも可 |
---|---|
募集地域 | 加盟金200万円 加盟保証金300万円※ |
加盟金 | 30万円 |
サポート費用 | 3% |
広告宣伝費 | 3.5% |
※加盟保証金は6店舗目以降不要 ※上記初期費用については、公式HPを元に作成しています。
物件の取得はゴンチャ本部の店舗開発部門からの提案以外に、物件情報を提案することもできます。
ゴンチャ デリバリーキッチン
なお、ゴンチャでは通常の店舗以外にデリバリー特化型のフランチャイズビジネス「ゴンチャ デリバリーキッチン」も展開しています。新型コロナウイルスの影響によって在宅勤務が増加したことにより、デリバリー需要が高まったことでイートインやテイクアウト以外の事業に参入しました。
「ゴンチャ デリバリーキッチン」 では300万円ほどの投資で開業できると言われており、通常のフランチャイズ加盟に比べて、費用を抑えて加盟することができます。既存キッチンの活用や既存事業との併用もできるため、既に飲食店を経営している場合はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。
ゴンチャのフランチャイズ加盟で受けられるサポート
ゴンチャのフランチャイズはオープン前後のサポートが充実しています。オープン前は人材採用のサポートや、eラーニングによる育成プログラムの講習があり、アルバイトスタッフが3週間で接客からキッチン作業まで習得できるよう工夫されています。
また、オーナー候補者や店長・社員候補は直営店で1ヶ月半程度実習を行ない、実務に加えてオペレーション、マネジメント、シフト作成などの経営に必要なスキルの習得が可能です。
そのため飲食業界未経験であっても十分に学ぶことができ、安心して店舗経営に臨むことができます。
店舗と本部間には専用のホットラインがあるので、相談や悩みがある際はすぐに連携をとれるところもゴンチャフランチャイズの強みです。
オープン後にもマニュアルやトレーニングツールの提供以外に、講習会や店長会議などのスキルアップ支援制度が設けられています。
フランチャイズ契約の流れ
1.問い合わせとセミナー参加
2.個別相談会
3.加盟審査
4.合意書の締結
5.物件探し
6.出店合意とフランチャイズ契約の締結
7. 実習とトレーニング
8. オープン
個別相談会も実施中
個別相談会ではじっさいのビジネスモデルの詳細が聞けるほか、出店希望エリアの相談や疑問などについて詳しく聞くことができます。
また、物件の提案時には投資回収や収支予測なども同時に提示してもらうことができるので、オープン後の計画も立てやすくなるでしょう。物件を所有している場合は提示された情報をもとに店舗開発チームによる精査が行なわれます。
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ゴンチャのフランチャイズの特徴

最後にゴンチャのフランチャイズの特徴をご紹介します。
世界に通用するブランド力
ゴンチャはただのタピオカドリンク店ではありません。タピオカドリンクを提供しているカフェや飲食店はほかにも多くありますが、ゴンチャは世界規模で展開をしており、世界に通用するブランド力があります。
世界で1,700店舗以上の展開をしていますが、日本ではまだ店舗数が少ないのが実情です。そのため、今後日本での展開もより力を入れたものになることが予測されます。ゴンチャの公式ホームページによると、まずは日本で400店舗を目標にしています。
トレンドを意識したメニューの開発
ゴンチャでは3種類のベースティー以外に季節限定のメニューを開発することで新規顧客の獲得や、話題性を提供し続けています。
タピオカ店は全盛期より減少傾向にありますが、ゴンチャではブームではなく、定番メニューとして変わらぬ人気を誇っています。タピオカブーム当時も、話題性がもっとも高かったタピオカミルクティーを全面に押し出すことはせず、あくまでもトッピングの1つとしていました。
そのため、「タピオカのお店」ではなく、「アジアンティーのカフェ」という認識を高めたことも要因なのかもしれません。
ブームではなく、新たなスタイルとしてアジアンティーを提供したいという考えがあるため、一過性の人気にとどまらないのではないでしょうか。
ゴンチャは今後も人気継続!?新規参入も十分選択肢になる

ゴンチャは若い世代を中心に、人気カフェとして話題に上がるようになりました。それは商品の魅力以外に高い接客スキルによって、ゴンチャというブランドのファンを獲得していることも理由の1つです。ゴンチャは今後、日本の定番カフェになるかもしれません。 新たに飲食事業を展開したいと考えている方は、ゴンチャのフランチャイズを検討してみてはいかがでしょうか。
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